クリスマスや忘年会、年末年始など、美味しいものを食べる機会が増える12月。気温が下がることで運動不足になりやすく、体重増加が気になる方も多いのではないでしょうか。ちょっぴり食べる量が増えても、十分な運動さえできれば大丈夫! 今回は、運動にまつわる英語フレーズをご紹介します。

適度な運動は健康寿命を延ばすという調査結果も。気分もリフレッシュできて一石二鳥です。

英語でよく使われる「work out」って?

身体を鍛えたり、ジムで運動をすることを英語で「work out(ワークアウト)」と言います。fit(健康的)な見た目をキープするために、体を鍛える人が多いアメリカ。なかでも、経営者やエグゼクティブなどの“デキる人たち”は、早朝や昼休みを活用してジムへ足繫く通っています。

I keep fit by jogging.
(私はジョギングをして健康的な身体をキープします)
I work out on my lunch break.
(私は昼休みに運動をします)

「ジムに行く」と言うときには、「hit the gym」という表現も耳にします。こちらは、カジュアルな受け答えでよく使われるフレーズです。

― What are you up to? これから何するの?
― I’m hitting the gym. ジムに行くんだ。

ちなみに、「exercise」 も「運動する」という意味ですが、こちらはウォーキングやジョギング、エアロビ、水泳、ダンス、ヨガなどに幅広く使います。気軽にできる運動や楽しむための運動のイメージです。

★キーワード
work out:運動をする(「work out」は動詞、「workout」は名詞)
hit:行く
fit:健康的な

寒い冬に楽しめる運動は?

医療脱毛のエミナルクリニックが実施した「『冬の運動』に関する調査(対象:全国20代〜30代の定期的に体を動かすことのある女性、1,021人」 によれば、冬の間に日常的に行われている運動の第一位はウォーキング・ランニング、2位は筋トレ、3位はヨガという結果に。いずれも無理なく、自分のペースで継続できるのが魅力ですね。

上位にランクインした運動のうち、少し意外だったのが格闘技です。格闘技や武道は英語で「martial arts」。キックボクシング(kick boxing)や空手(karate)の他、中国の太極拳(Tai Chi)、ブラジル発祥のカポエイラ(capoeira)なども含まれます。

格闘技には発祥した場所の文化が色濃く表れています。まだまだ気軽に海外へ行けない今、格闘技を習って異国の文化に触れるのもいいですね。

筆者のまわりには、ブラジリアン柔術の道場で知り合った外国人男性と結婚した知人も。新しい趣味を通じて、嬉しい出会いがあるかもしれませんね。

★キーワード
martial arts:武道、格闘技

YouTubeを見ながらワークアウトに励む

ジムへ通うのもいいですが、寒い日に外へ出るのはツラいもの…。より手軽に体を動かしたい方は、YouTubeを見ながら自宅でワークアウトにトライしてみましょう!

筆者のおすすめチャンネルは、フィットネス業界で非常に有名な「CHRIS HERIA(クリスへリア)」。ムキムキマッチョなインストラクターが登場するため一見難しそうに思えますが、道具を使わない動画も多く用意されており、ビギナーにもぴったり。7〜10分ほどの短時間で行えるエクササイズ動画も多いので、サクッとトレーニングしたい方にも適しています。

年末年始太りを回避したい方、運動習慣をつけて健やかな体を手に入れたい方はぜひチェックしてみてくださいね!

冬の間の体重増加を防ごう

“オーダーした食事をお供に、ネットフリックス鑑賞”なんて夜もいいですが、汗を流してリフレッシュするのもまた違った冬の楽しみ。体重増加を抑えられるので、気兼ねなく食事を堪能できるのも利点ですね。

“軽い運動を、できる範囲から”でOK! 継続することで少しずつ結果に表れます。

ジムで汗を流したり、格闘技を習ったり、自宅でワークアウトしたり…自分のペースで健康的な体をキープしていきましょう。

文/山根ゆずか