ヘアブラシの素材によって何が変わる?

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美髪をめざすなら、自分の髪質に合ったブラシの素材を見つけることは重要です。

いつもの自分の髪の毛が「こんなに変化するの⁉︎」と驚く人も多いでしょう。

ここでは、へアブラシの素材と使った時の髪の毛の変化をご紹介します。

ヘアブラシの素材にはどんなものがある?

さまざまな素材がありますが、主なものをあげてみました。

獣毛素材

・豚の毛

豚の油分が含まれており、人間の髪の毛と同じタンパク質が主な成分。

ブラシの毛一本一本が密集しており、やわらかくしなやかな毛質です。

・猪の毛

猪の油分と水分が含まれており、豚毛と同じく主な成分はタンパク質。

豚の毛よりも硬く弾力があります。

ブラシの毛一本一本がしっかりしているため、櫛通りは抜群です。

天然素材

・竹

竹に含まれている天然油分が髪に自然な艶を与え、しなやかにしてくれます。

熱に強く、静電気が起きにくいでしょう。

・木

硬くてしっかりしていて、静電気を起こしにくいでしょう。

髪を優しくとかしてくれます。

プラスチック素材

・ナイロン

吸水性が高いため、髪を乾かしながらとかすことができます。

静電気も起きにくいブラシです。

・ステンレス

さびないブラシなので、バスルームに置いていても大丈夫。

静電気も起こりません。

加工素材

・アルガンオイルが配合されたブラシ

保湿性の高いヘアオイルが染み込ませてあるブラシです。

べとついたりせず、髪に艶と潤いを与えるためしっとりします。

静電気も起こりにくいでしょう。

・イオンが出るブラシ

ブラシの一本一本にイオンを練りこんでいます。

静電気が起こりにくく、パサつきを防いで、潤いを与えてくれるしょう。

髪の毛の状態に合わせてヘアブラシの素材を変えることで髪の毛はどう変化する?

傷んだ髪や汚れやホコリがついた髪はパサパサ、ゴワゴワして艶がありません。

本来、髪には艶があるはずなのに台無しですね。

ヘアブラシの素材を見分けて、自分の髪の毛に合ったものでブラッシングしましょう。

からまった髪や傷んだ髪、うねった髪も髪の毛のキューティクルが整えられます。

もともと髪がもっている艶とはりを引き出すことができるのです。

パサつく&広がる髪の毛

柔らかく細い髪の毛でパサパサしてしまう人は豚毛ブラシがおすすめです。

豚の油分と水分があるため、艶が出て、しっとりまとまりのある髪になります。

ヘアセットの時に使うと、まとめ髪が綺麗な仕上がりになるでしょう。

ブラッシング中は静電気が起きにくいため、切れ毛や枝毛を防ぐことができます。

また、アルガンオイル配合のブラシも枝毛や切れ毛を防いでしっとり艶のある髪に。

髪の広がりを抑えてくれるでしょう。

剛毛&ボリュームが出る髪の毛

太くて硬い髪の毛でボリュームが出やすいなら、猪毛ブラシがおすすめです。

豚の毛よりも多く含まれている油分や水分で艶もアップ。

静電気も起こりにくく、キューティクルを守ってくれます。

猪のしっかりした毛が髪の根元までとかしてくれるため、しっとりまとまるでしょう。

また、天然素材のナイロンでできたブラシもおすすめです。

ブローをする時など髪をしっかりつかんでとかすため、髪のごわつきを抑えてボリュームダウンしてくれます。

くせ&からまる髪の毛

頑固なくせ毛をどうにかしたい時はイオンが出るブラシがおすすめです。

髪の毛の表面のイオン結合をコントロールしてくれるため、とかすだけで髪のからまりをほぐしてくれます。

マイナスイオン効果で、時間をかけず髪のもつれをとかしてくれるでしょう。

また、竹や木でできたブラシもおすすめです。

特に髪の量が多くて、からまりやすい髪にブラッシングすると艶がでますよ。