本当に好き? 恋人との関係が“愛情”ではなく“情”だと気づいた瞬間5選

写真拡大

恋人と長く付き合っていると、まれに「本当にこの人が好きなのかな?」「このままでいいのかな?」と考えてしまうこともあるのではないでしょうか。当事者にとって“愛情”と“ただの情”の判断はなかなかつかないもの。それでもハッキリと情だと気がついてしまった瞬間について、男女に聞いてみました。

■メールが事務的
「『おはよう』『おやすみ』メールの内容が、簡素で事務的なものばかりになった。送らないとケンカになるから送っていたことに気づき、この関係は惰性なのかもと思った」(27歳/女性/出版)

メールしたくて送っているというより、習慣で送っているという感じでしょうか。コミュニケーションに気持ちが伴わなくなっていると自覚した場合は、情と言えるかもしれません。

■会わなくても大丈夫だった
「お互いタイミングが合わず、2カ月以上会えなかったけど、さみしさを感じることがなかった。多忙で一時的に彼女のことを忘れていただけかと思ったけど、暇なときでも自分から連絡しなかった」(24歳/男性/IT)

実際に離れてみると、相手への気持ちが確かめられますよね。会えない間に、恋人を思い出すこともなかったのなら危険信号です。

■母性本能が強いだけだった
「私の彼はダメ男。それでいいと思っていたけど、気がつけば『私がなんとかしてあげなきゃ』『かわいそうに』『しょうがないな』という口癖ばかりになっていて、これは愛情じゃなくて同情なんだと気がついた。そして、私の母性本能が強いために、彼と付き合っているんだと実感」(26歳/女性/飲食)

どんなことも受け止めてくれる肝っ玉母さん気質だと、多少のことでは動じず付き合い続けてしまうケースです。愛情と情をはきちがえないようにしましょう。

■家族みたいな関係
「同棲生活が長いので、恋人というより家族みたいな感じ。ご飯を作ってくれるし、家事もこなすけど、恋人というよりお母さんみたいで、恋愛感情かどうかわからなくなってしまった」(28歳/男性/デザイナー)

よかれと思って身のまわりのお世話をしたはずが、恋愛感情を薄れさせる原因になってしまったようです。世話焼きな人は要注意。

■ほかの異性の接点がないだけ
「私の職場は女性だらけなので男性と接する機会がない。今は男性っていうと彼しかいないし、いい人だし、別れる決定打もないからズルズル付き合っている状態。比較対象がいれば、もっと気持ちが明確になる気がするのに……」(27歳/女性/美容)

一見何の問題もないような関係性ですが、たまたま異性との出会いがない環境にいるだけで、出会えてさえいればどうなるかわからないという危うい関係性でもあります。

情だと気がついたからといって、そう簡単に別れられない人が多いようです。別れるのにも勇気がいるからこそ、悩ましい問題なのかもしれません。多額の借金があったり、浮気をされたり……何か別れる決定的な理由がない限り、一度好きになった人への気持ちは無下にしがたいですよね。みなさんは「惰性で付き合っている」と感じた瞬間はありますか?

(藤田佳奈美+プレスラボ)