カメラに向けて笑顔で答える参加者/写真提供:正木寛之(ステレオタイプニューズ)

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ホンダは8月21日、栃木県のサーキット「ツインリンクもてぎ」にて、軽自動車S660のオーナーを対象にした「S660 Owner’s Parade 2016」を開催。

【写真を見る】ズラリと並ぶ黄色のS660/写真提供:正木寛之(ステレオタイプニューズ)

全国から660台ものS660が集まり、1周約4.8キロメートルのコースを埋め尽くした!

S660は、昨年ホンダが発売した軽自動車。2人乗りのオープンカーで、発表後から話題を呼び予約が殺到。納車まで1年近く待たされる方も出たほどの人気車だ。

オーナーズパレードは、当日行われた「スーパーフォーミュラ第4戦」の決勝前に実施。参加者は朝早くから続々と会場に集合。ツインリンクもてぎのバンクに設けられた特設駐車場に、ボディカラーごとに分かれて整列した。

開始直前の11時ごろになると「レースを見に行って戻ってきたのですけれど、自分の車がどこにあるのかわからない……」という参加者からの叫びが聞こえるほどの台数が駐車スペースに集結!人気の色は、白と黄色。特に白の人気は圧倒的で、参加台数の半分は白では? と思うほどの台数であった。

集まったS660は、ノーマルの状態はもちろんのこと、エアロパーツをはじめとしてカスタマイズされたモデルやキャラクターの絵が描かれたものまで様々。中には標準色では用意されていないオリジナルカラーで参加される方も!

参加者は、30代以降の男性の姿が多かったが、中には20代の女性の姿も。助手席には奥様はもちろん、子供、そして友達。中には「これ、実は息子のクルマでして、今日初めて隣に乗ったんですよ。ハズカシイですね」と照れながら話す父親の姿もあった。

パレードは、黄色を先頭に時速約60キロメートルの速度を保ったまま2列横隊で実施。フラッグを振るコースサイドのスタッフ達に対して、参加者は手を振ったり笑顔で応えていた。

参加した男性の一人に話を聞いたところ「愛車でサーキットを走るのって、結構敷居が高いですよね。でもこういったパレードなら、誰でも参加できますし、安心して走ることができます。さらに、オーナー同士、このパーツはこうやって使う、などといった情報交換とかできて、本当に参加してよかったです。機会があれば、絶対に申し込みます!」と笑顔で語った。

ホンダのホームページから申し込むオーナーズパレード。残念ながら年内開催分の受付は終了しているが、2017年以降も行う予定とのこと。S660オーナーの方は参加してみてはいかがだろうか【東京ウォーカー】