「生きること」とは「食べること」。うれしいときも、落ち込んだときも、いそがしい日も、なにもない日も、人間、お腹だけは空くのです。そしてあり合わせのものでちゃっちゃと作ったごはんのほうがなぜか心に染みわたる。作詞家であり作家の児玉雨子さんが書く日々のできごととズボラ飯のこと。ごはんの上に市販のお茶漬けのもとをかけ、お湯を150㎖注ぐ。缶から出したさんまの蒲焼を1〜2切れほど載せ、刻んだみょうがと、