今となっては昔のことですが、港区に沙羅という女が生息していました。「今夜、食事会あるんだけどどう?」と言われれば飛び入り参加して、必死に“彼氏候補”を探したものでした。ある日、ようやく彼氏ができて食事会に行かなくなりましたが、その彼にも…。残念に思って2年半ぶりに港区へ近寄ってみると、そこには以前と全く別の世界が広がっていたのです。▶︎前回:結婚に焦り、7歳下の彼を狙おうとする憐れな33歳