メールから相手の嘘を見破る「短い」「強い否定」

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メールの返事から相手の嘘を見破る方法があることが、ある研究で分かりました。

私たちは誰かと話している時、嘘をついているのが明らかにわかるしぐさや表情というのがあります。例えば顔が赤くなったり、落ち着きがなくなったり、汗をかいたり…。

誰かの顔をみながら嘘をついているとき、体が自然と作り出す目に見える不自然さを隠すことは非常に難しいものです。そもそも人間は視覚的な情報を見付け出すようにプログラムされているのです、と心理学者のメレディス フラー氏は言います。

しかし、彼があなたに”今風邪ひいてて(いきなり2時間前に)、今日は食事にいけない”などと入れてきたメールから嘘を見抜くのはかなり困難です。

そこでネブラスカオマハ大学とアリゾナ大学の研究者が共同でメール文から嘘を見破るテクニックなるものを見つけ出そうとしたのです。嘘のメールを送る人はメールを送り返すのに、通常の10%ほど長く時間がかかることが分かりました。なので、友達や彼からのメールの返信が異常に遅い場合は”何かある”と疑っても良いでしょう。

さらに、嘘のメールを送る人の文章は、短いことも分かりました。フラー氏によると、人は嘘をつく時、メールで言いがちになるそうです。それもそのはず、いつでもメールは打てますし、間や、直接話すことのプレッシャーから逃れることができるのですから。完璧な文を作るのにじっくり考えられますし、視覚的情報も与えずに済みます。

また誰かにメールで質問した時、何かの否定をとても強調するようなメールが返ってきたら、それも怪しいと思っておいてください。

教訓は……嘘をつかないのが一番です。

※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:How to tell a liar from their texts
http://www.cosmopolitan.com.au/relationships/relationship-advice/2013/9/how-to-tell-a-liar-from-their-texts/