アイアンマン、スタトレ、ローン・レンジャー!スーパー・ボウル最新予告編まとめ 写真:youtube

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NFL=アメフトのチャンピオンを決める全米最大のスポーツ・イベント、スーパーボウル。テレビ中継はアメリカ人の2人に1人が観ると言われ、毎年各企業が莫大な金額を投じて特別CMを打つのだが(30秒CMで400万ドルとか!)、そんな大イベントのために用意される最新映画の特別予告編にも要注目。夏の劇場上映に向けて各作品が火花を散らせているぞ!




『アイアンマン3』4月26日(金)2D/3D日本先行公開

大人気シリーズ3作目。スーパーボウル中継では"エアフォース1"の墜落シーンの30秒バージョンが放送された。30秒でオイシイ場面を編集して見せるのはなかなか難しいが、ご存知トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)は鉄板で、大ヒットは確約されているようなものだ。今回は冒頭にスタークが登場し、しばらく覗き込むようにこちらのようすを伺ってから、ポツリと「長回しっていうか、眺めまわし、だな」と言うだけ、というギャグが付け加えられた爆笑バージョン。余裕のある贅沢な使い方である。



『スター・トレック イントゥ・ダークネス』2013年9月 全国ロードショー

「宇宙、それは人類最後のフロンティア」というお馴染みのナレーションで始まる、クラシックSFアドベンチャーの新シリーズ。その最新作は、予告編を見る限り余り宇宙が舞台になっていないように見えるが、エンタープライズ号が街に突っ込むシーンをはじめタイトル通りかなりダークな場面もありそうで、なかなかハードボイルドな作品に仕上がっている!?



『WORLD WAR Z』

ブラピ主演で話題のゾンビパニック映画。今回のスーパーボウルでは特に新しい映像が公開されなかったので、ちょっと拍子抜け。インパクトという意味では遅れを取った感が否めない。



『ワイルドスピード6(仮)』(Fast & Furious 6)

人気カーアクションシリーズも6作目。ヴィン・ディーゼルに加えザ・ロックが参加というバカ盛り具合が嬉しく、全アクション・ファン憧れのミシェル・ロドリゲス姉御も登場。ほぼカー・アクションだけで30秒を使い切る痛快な予告編だ。
『ローン・レンジャー』8月公開予定

アメリカのお祖父ちゃん世代にとっては懐かしくてたまらない、人気ウェスタン・アクション・シリーズの映画化。最大の話題は、ローン・レンジャーの相棒、インディアンの"トント"役にジョニー・デップが扮すること...なのだが、30秒だと白塗りのジョニデが強烈過ぎて、他の情報は何がなにやら状態。



『オズ はじまりの戦い』(Oz: The Great And Powerful)3月8日(金)3D/2D全世界同時公開

ディズニーによる"オズの魔法使い"の前日譚的物語。ジェームズ・フランコ主演、魔法とファンタジー満載、とあって、女性も子供も大喜びなファミリー・エンターテインメント作。全部の予告編中、最も子どもウケが良かったのは間違いない。



『Snitch(原題)』

本国での人気が窺える登場頻度、ザ・ロック主演のスリラー。彼は愛すべき男だが、出演映画(とりわけサスペンス系)のチョイスはいつも微妙。



『21 And Over(原題)』

毎年、夏のアメリカに欠かせないドタバタお下劣系コメディ。今作は大学生バージョンの『ハングオーバー!』という感じだが、この予告編に数百万ドルもかけたのかと思うと、かなりの賭けではある。ここから未来のスターが生まれるか!?



そしてオマケとして、セス・ローゲンとポール・ラッドという豪華キャストが登場、各所で話題となっているSamsungのCMも紹介。次の広告塔になるべく面接に訪れた2人が支社長と繰り広げるスピーディなやり取りが何とも可笑しい。ある意味いちばん楽しめるかも?




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