※このお話は作者神谷もちさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。


■前回のあらすじ
ゴローは妻のミサキから育児に向き合わないなら離婚すると言われてしまいます。そこで息子のムサシとふたりでモールに行くのですが、キッズスペースに息子を置いて自分は趣味の買い物に行ってしまうのでした。途中から合流したミサキがムサシの不在に気づきパニックに。キッズスペースで泣くムサシを発見し、ゴローは警備員やスタッフに叱られます。帰り道、ミサキから最悪な事態になっていたかもしれないと聞かされたゴローは、やっと自分の過ちに気づきます。

父親失格!


ゴローには任せられない


たった1回間違えただけ?


今回の件でゴローに子育ては無理だということがわかったミサキ。今後について話したいと言います。

ゴローは「たった1回間違えただけ」と自己弁護するのですが…たった1回の間違いが恐ろしい結果を招いていたかもしれないのです。だからこそ育児はたいへんなんです。自分がやってしまったことの重大さがイマイチわかっていないのはもちろん、気を抜けない育児を一人で背負ってきたミサキの苦労がまだわかっていないなんて!

(神谷もち)