9割以上がひとりで自由に使える時間は「必要」と回答。その理由は「一人でやりたいことがあるから」?

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クロス・マーケティングは1月11日、20歳〜69歳の男女2,500人を対象に行った「おひとりさま消費に関する調査(2022年)」の結果を発表しました。

■ひとりの時間が最も少ないのは30代

まず、「ひとりで自由に使える時間があるか」と聞いたところ、平日では71%、休日は79%の人が「ある」「どちらかといえばある」と回答しました。年代別では、平日・休日ともに60代でひとり時間のある人が多く、最も少ないのは30代でした。

1日の中でひとりで自由に使える時間の平均は、平日で4.0時間、休日で6.1時間でした。休日の方が2時間ほど多い結果となっています。平日のひとり時間が多いのは60代。休日では20代のひとり時間が最も多く、次いで60代という結果となっています。40代は、平日・休日ともひとり時間の平均が少ない傾向が見られました。

ひとりで自由に使える時間の必要性を尋ねたところ、「必要」は63%、「どちらかというと必要」は31%となり、合わせて94%がひとりの時間は必要と考えている事が分かりました。

必要だと思う理由については、主に「ひとりでやりたいことがある」「息抜き・ストレス解消」の意見が多く挙がっています。

ひとりで自由に使える時間の増減意向については、「増やしたい」「どちらかというと増やしたい」の回答率が平日・休日ともに87%でした。特に増やしたい意向が強いのは、50代であり9割超となっています。

ひとりの時間を作るために実践・工夫している事を聞いてみると、「人付き合いを限定する」「やるべきことを限定する」「家事・仕事を効率よく済ませる」「周囲の協力を得る」などのコメントが寄せられました。

ひとり時間を作ることで息抜きやリフレッシュができ、仕事の活力につながることも。これを機に改めて「ひとり時間」について考えてみはいかがでしょうか。

■調査概要

調査地域:全国47都道府県
調査対象:20歳〜69歳の男女
調査期間:2022年11月28日〜11月29日
有効回答数:本調査2,500サンプル

(フォルサ)