乗馬が大好きなことで知られるエリザベス女王。実は競走馬の繁殖にも精通していて、優秀な馬主でもある。今回のロイヤルアスコットにも女王の馬2頭が出場していたという。

1頭は6月21日(金)に行われたサンドリンガムステークスに出走したマグネティックチャーム。1位は逃したものので2位に入り、賞金16,766ポンド(約229万円)が女王の手に。その前日にはエイトサムリールがハンプトンコートステークスに出走。4位に入り4,824ポンド(約66万円)が女王に支払われたそう。女王は合計21,600ポンド(約295万円)を獲得! とはいえ、いいことばかりではなかったもよう。女王の馬の騎手たちは2名とも鞭の使用回数が多かったとして、2日間の騎乗停止処分を受けたと報じられている。

毎年ロイヤルファミリーたちの顔ぶれと装いが楽しみなロイヤルアスコットだけれど、女王がその影でこんな成功を収めていたとは! 報道によると女王は過去30年間に670万ポンド(約9.1億円)の賞金を獲得しているという。賞金のほとんどは競走馬たちのトレーニングに費やしているそう。来年のロイヤルアスコットでは馬主としての女王の活躍にも注目したい。