紙コップに願い事を書き、境内に湧きだす神水を汲んで参拝する「恋の水神社」

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願い事を書いた紙コップで境内から湧き出す水をくみ、参拝すると願いがかなうといわれる愛知県知多郡美浜町の「恋の水神社」。休日ともなれば、その御利益を求めて多くの人が参拝に訪れている。

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■ 清らかな湧き水に願う満願成就や縁結び

大己貴命(おおなむちのみこと)と少名彦命(すくなびこな)が国造りの途中で病に倒れた時に、ここの湧き水でよくなったという伝説が残ることから、満願成就や縁結びに御利益があるとして知られる。

ご神水の始まりは、満願成就のために地元の人が湯飲みを持ってきて水をお供えしたことがきっかけと言われているとか。もともとは万病に御利益があることから信仰を集めていたが、のちに縁むすびの神様として有名になった。

平安時代、恋人の病に効く水を求めてこの地を訪れた桜姫が、水に辿りつけぬまま亡なったとされる「桜姫の悲恋物語」の伝説も残っている。

境内では、縁むすび守や健康守をはじめ交通安全など多彩なお守りを販売している。

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