日本代表をけん引する本田圭佑選手/(C)新井賢一

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サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第2戦が、9月6日(火)に行われた。

【写真を見る】2ゴール目を決めた浅野拓磨選手/(C)新井賢一

6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、敵地でタイ代表と対戦。18分に原口元気選手が先制点を挙げると、75分には浅野拓磨選手が追加点を奪った。

守備陣もタイ代表を完封し、2-0と快勝した。

先発出場して85分までプレーした本田圭佑選手は、今最終予選での初勝利について、「しっかり勝つということが大事だと思います。特に負けた試合の後だったので」と語った。

試合内容については、「攻撃陣は反省するところが多いですけど、守備陣は1本危なかったところ以外は本当に完璧だと思っている」とコメント。「結果として失点はしてないんで、守備陣をしっかり評価したいなと思います」と無失点だった守備陣を誇った。

一方で、チャンスを作りながらも2ゴールに終わったことについては、「攻撃陣が外してもしっかり勝てたのでよかったです。これで負けてたら僕のせいになっていたので」と口にした。

1日(木)の初戦でアラブ首長国連邦(UAE)代表に1-2で敗れていたこともあり、「危機感しかない立ち上がりで、『何とか1勝を』」と明かす本田選手。敵地で白星を収めたものの、「たった1勝で危機感が取れるとも思えないですから、勝ち続けないといけないというイメージですよ。後があるというふうには別に思っていないです」と気を引き締めた。

最終予選は来年9月まで実施。日本代表の入るグループBには、タイ代表の他、UAE代表、オーストラリア代表、サウジアラビア代表、イラク代表が同居。グループ上位2カ国に本大会への出場権が与えられる。

1勝1敗となった日本代表は、10月6日(木)の第3戦でイラク代表と埼玉スタジアムで対戦する。次回はホーム戦となるだけに、スタジアム観戦で直接応援をしてみよう。【ウォーカープラス編集部/コタニ】