料亭を改装した宿とカフェバーが人気

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赤坂の料亭を改装したおしゃれな宿泊施設・カフェ&バーは、旧料亭の面影を残した雰囲気が抜群。アクセス便利な好立地で、私たちのベースポイントとしても活用できそう。

◆旧料亭がおしゃれな宿泊施設&カフェバーに。赤坂の「Kaisu」はオリエンタルな雰囲気のゲストハウス

赤坂の料亭といえば、政界・財界と深いつながりのある場所…そんなイメージを持っている女子もいるのでは? 実際に有名料亭だった建物が、元料亭の趣きを残したおしゃれな宿泊施設・カフェ&バーとして生まれ変わったそう。青山にも六本木にも近いロケーションは、東京を楽しむのにもピッタリ。

2015年6月にオープンした「Kaisu(カイス)」は、旧料亭「島崎」を改装した施設。人々が出会う、つまり「会す」る場所という意味。

1階にはカフェバー「BAR & TABLE(バー・アンド・テーブル)」があり、こちらは11時から23時までの営業。平日はファーマーズマーケットなどで選んだ新鮮な食材を使って、週替わりの「カイスサンドイッチ」(980円)や「ジンジャーチキンライス」(880円)などのランチメニューも提供する。このほか、厳選コーヒー豆のスペシャリティーコーヒーやクラフトビール、ワインなどもいただけるそう。

カフェの中心にある大テーブルは、国内外からの旅行客と都内在住者、常連さんとビギナーなど、多彩な人々が交流する出会いの場にも。



◆多くの著名人も通った旧料亭「島崎」。面影の残る佇まいが外国人にも人気

「Kaisu」の元になった赤坂の旧料亭「島崎」は、戦後まもなく開業して昭和の後期まで営業を続けた店で、多くの著名人も通ったという。

旧料亭の面影を残した外観や、窓越しに見える緑の中庭など、昭和の名残りがどこかオリエンタルな雰囲気を感じさせてくれる。この佇まいが外国人ゲストにも人気を集めている。



◆コンパクトながら充分な荷物スペースもあるベッド空間。料亭の雰囲気が残る個室も

客室は「6人部屋」(4400円〜)と「14人部屋」(3900円〜)のほかに、女性専用の「10人部屋」(4100円〜)があり、ベッドの総数は46。ほとんどのベッドが連続した構造のポッド型にデザインされていて、マットレスのほかに充分な荷物スペースと鍵のかかるボックスを完備。

2人だけで泊まりたければ、和室の「個室」(10500円〜)も。こちらは、旧料亭「島崎」時代の雰囲気をいちばん感じられる部屋に。

15時から22時までチェックインでき、受付は8時から23時まで開いているので、都心の夜を楽しんだ後でも大丈夫。チェックアウトが11時なのも、ちょっと寝坊したい朝には嬉しい。

アクセスのよい赤坂で、料亭の面影とオリエンタルな雰囲気を味わえるゲストハウス。遊びつくした一日の終わりに、昭和の歴史を感じながら眠りにつくのも、夏の夜の素敵な思い出になりそう。





TEL.03-5797-7711
東京都港区赤坂6-13-5
アクセス:千代田線「赤坂駅」より徒歩3分、大江戸線・日比谷線「六本木駅」より徒歩8分、銀座線「溜池山王駅」より徒歩8分
営業時間:受付8:00〜23:00、チェックイン15:00〜22:00、チェックアウト〜11:00

「カフェ」
営業時間:月〜金11:00〜23:00(L.O. 22:30 ランチ、ディナーあり)、土・日13:00〜23:00(L.O. 22:30 ランチなし、ドリンク類とデザートのみ)
カード:可
席数:25席 (カウンター4席、テーブル21席)
禁煙・喫煙:完全禁煙

宿泊料金:「14人部屋」3900円〜、「10人部屋」4100円〜、「6人部屋」4400円〜、「個室」10500円〜