ストップ下半身太り!日本人女性が洋なし体型になる理由と対策はコレ!

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「洋なし体型」というのは、「上半身に比べ下半身が太い体型」のこと。シャツはSサイズなのに、デニムはMやLサイズじゃないと入らない人は洋なし体型と考えてもよいでしょう。実は日本人女性の多くがこの体型に悩まされているんです。

なぜ日本人女性は洋なし体型になってしまうのか?そして、どのようにして治せばよいのかを今回は紹介いたします!

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洋なし体型のほとんどは「遺伝」が原因?!


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日本人女性の約35%が洋なし体型だと言われていますが、この体型になってしまうのは「遺伝」によるものが大きいとされています。遺伝ということだと事前に対策をとることは不可能ですが、だからといって日本人女性のすべてがこの体型になるとは限りませんし、遺伝だから治せないということもありません。「遺伝的に洋なし体型になりやすい」というだけのことですので、以下で紹介する二つの原因に自身が当てはまっていないかを見極め、生活習慣の改善をおこなうことで洋なし体型を克服することができるでしょう。

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洋なし体型になる原因と対策1:姿勢や歩き方


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「前のめりの姿勢で歩く」「バランスの悪い姿勢で歩く」といった歩き方や姿勢は、足の負担を増やし、それによって代謝が悪くなって、足に脂肪や老廃物が溜まってしまうことがあります。これは、正しい姿勢と歩き方で、簡単に脚やせダイエットが可能です。

対策としてまずは、歩幅を広く一定に保つ歩き方を意識しましょう。また、靴の選び方も重要です。ハイヒールや厚底のブーツでは、重心がずれてバランスの悪い歩き方になってしまいます。普段履く靴は自分の足に合った歩きやすいものを選ぶようにしてくださいね。

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洋なし体型になる原因と対策2:骨格と筋肉のバランス


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男性に比べ、女性の方が洋なし体型になりやすい理由として、「骨盤」と「筋肉」の構造が関係しています。まず、女性は生理や出産によって骨盤が開きやすくなり、結果、女性の骨盤は歪みやすくなるのです。この歪みこそが、下半身の肥満を促進する原因。

また、男性に比べて筋肉が育ちにくいのも原因のひとつ。筋肉量が減り、基礎代謝が下がってしまうとどうしても脂肪が燃焼しにくいカラダになってしまい、結果として太りやすいカラダになってしまうのです。

対策としては、まず骨盤の歪みを正しましょう。骨盤体操などが手軽でオススメですが、やり方を間違えるとさらなる歪みの原因となりますので、骨盤の歪みに悩んでいるのであれば整体を利用するとよいでしょう。最近では産後の骨盤矯正として子連れで行ける医院も増えていますので気になる方は調べてみてくださいね。

筋肉についてはできる限り歩く習慣をつけましょう。また、筋トレを習慣にするのもオススメ。「筋トレをするとその部分が太くなる」と心配する女性を声をよく聞きますが、そう簡単にはムキムキにはなりませんので、安心して筋肉をつけてくださいね。

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産後はとくに骨盤の歪みや、育児による姿勢の変化で洋なし体型になりやすいもの。デニムを美しく履きこなすことももちろん大切ですが、健康的なカラダを維持するためにも洋なし体型を治す生活を心がけ、必要があれば整体のプロに相談するなどして自身のカラダを整えてくださいね。

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<プロフィール>

大野えりか

コスメ薬事法管理者/美容ライター。コスメプラス代表

1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

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