10年後、肌がぼろぼろになってしまう人の悪習慣・4つ

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みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。

みなさん、いつまでもキレイでいるために、スキンケア生活習慣など、様々なことに気をつけていると思います。しかし、気づかないうちにお肌の老化を早めてしまっている生活習慣もあります。もちろんメイクを落とさないで寝たり、UVケアをしていない、などは当たり前です。今回は、知られていないけれど実はお肌の老化を早めてしまう悪習慣についてお話しします。

■悪習慣(1)日中のミスト化粧水

数年前から流行っている、天然水のミスト状化粧水。これを日中の乾燥対策として、どこでもシュッシュと顔にかけること。一瞬うるおったように感じますが、実は逆効果なんです。なぜなら、お肌の表皮に塗布した水分は、元々お肌で保持している水分を一緒に抱え込んで蒸発してしまうからです。天然水には保湿機能は含まれていないので、お肌は逆に乾燥してしまいます。日中の乾燥対策で使用する化粧水は天然水ではなく、キチンと保湿機能が含まれた化粧水を使いましょう。

■悪習慣(2)排気ガス

もちろん排気ガスに良いイメージを持っている人はいないでしょう。けれども、お肌に悪い原因だというのはあまり知られていません。排気ガスには炭素系物質というものが入っていて、それは毛穴を通して表皮細胞に入り込んでしまいます。排気ガスがお肌に入り込むと、老化の原因である活性酸素を発生させ、メラニンを育成している細胞を乱したり、遺伝子さえも傷つけてしまいます。排気ガスを避けての生活は難しいですが、体内やスキンケアでのデトックスを心がけて、お肌を守りましょう。

■悪習慣(3) メイク道具を洗わない

毎日キレイになるためにしているメイク。そんなメイクに使う道具を気にしたことはありますか?何度も使用して汚れたメイク道具でメイクをしていると、キレイに仕上がらないだけではなく、パフやスポンジ、ブラシなどについた雑菌や酸化した皮脂が原因で、肌トラブルを起こしてしまいます。メイク道具はこまめに洗い、キレイな状態で使いましょう。

■悪習慣(4)お肌に悪い食べ物

美肌づくりには身体同様、食べ物も大切です。お肌を刺激したり、悪影響を及ぼすものを食べ続けていれば、お肌は痛んできてしまいます。少しくらいならさほど影響はないにしても、毎日のように摂取していると、お肌に影響はでてしまうでしょう。そんなお肌に悪い食べ物は、加工食品やリノール酸等、不飽和脂肪酸がたくさん含まれた食品です。加工食品とは、インスタント食品、清涼飲料水、化学調味料、スナック菓子等。これらの食品には、糖分や脂肪分が多く含まれていて、さらには、合成保存料もはいっています。不飽和脂肪酸とは、体内で過酸化脂質に変化しやすいものです。過酸化脂質には、老化をすすめてしまう働きがあります。バターや紅花油等、リノール酸が多く含むものは、気をつけて摂るようにしましょう。

■おわりに

いかがでしたか?私たちの生活の中には、気づかないうちに、お肌に対して悪影響になってしまっていることがあります。でも、少し気をつけるだけで、お肌の老化を予防することができますよ。ご紹介したポイントを、毎日の生活で気をつけるように心がけてみましょう。

(斎藤可奈子/ハウコレ)