超簡単!寝ながらカロリー消費量を増やす方法「低い温度の部屋で寝る」―アメリカ研究

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アメリカ国立衛生研究所は、寝ている時の室温を下げると、消費カロリーが増えるという研究結果を発表しました。

アメリカ国立衛生研究所は、健康な男女31人を対象に、睡眠中の消費カロリーに関する研究を行いました。室温24度と、19度の部屋で寝た場合を比較すると、低い温度の部屋で寝た方が、カロリー消費量が平均7%も多くなったそうです。

人間の体温は通常36〜37度程度なので、室温の低い部屋にいると、体温を保つためにより多くのエネルギーが必要になるというわけ。理論上は、睡眠24時間ごとに、約100キロカロリーもの消費を上乗せすることができる計算になります。

ただし、室温だけが睡眠中の消費カロリーの大小にかかわっているのかというと、そうではないようです。例えば、「空腹の状態で寝たか、満幅の状態で寝たか」ということや、「日中に運動をしたかどうか」ということも、睡眠の質に関わってきます。ただし、これらがどのように消費カロリーに影響するのかについては、まだはっきりしたことは分かっていません。

室温を下げるだけで代謝が良くなるなら、簡単で嬉しいですね。ただし、室温を下げた分毛布を増やしたり、温かいパジャマを着てしまっては意味がないのだとか。「寒い」と感じるくらいで寝るのが効果を得るコツ。くれぐれも風邪を引かないようにご注意くださいね!

参考:How to Burn More Calories While You Sleep
http://blog.womenshealthmag.com/scoop/sleeping-metabolism/