ステーキの仕上げ、大きなペッパーミルでの胡椒振りはシャッターチャンス!

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2017年8月3日、地下鉄西新駅前に、アットホームな雰囲気で鉄板料理を楽しめる「鉄板 酒ノ きがる」(福岡市早良区西新)がオープンした。長崎名物の角煮を卵で包んだ「長崎角煮豚平焼」や国産和牛のステーキなど鉄板料理をはじめ、個性豊かなメニューがラインナップ。

【写真を見る】極上のステーキ!仕入れにより、宮崎牛や佐賀牛などの上質な国産和牛に出会える

■ 極上のステーキを目と舌で楽しむ、おもしろい仕掛けに注目!

まず、鉄板料理と言えばやはり“肉”。宮崎牛や佐賀牛など、その日の仕入れにより上質な和牛をステーキで味わえる。ステーキ店さながら、コック帽姿で調理を始め、仕上げはゲストの目の前で大きなペッパーミルで胡椒を振るという演出がおもしろい。岩塩か本ワサビをつけていただこう。また、たっぷりとネギがのり、自家製のソースであっさりと仕上げた「牛さがりのステーキ」(120グラム720円、200グラム1200円)も要チェックだ。

「気軽に楽しんでほしい」という思いは随所に感じることができる。メニューは、基本、1品300円〜800円程とリーズナブル。その中でも注目なのが、店の名物「長崎角煮豚平焼」(580円)。長崎名物の角煮を贅沢に使った一品で、スタッフ全員の「よいしょ!」という掛け声とともに角煮を卵に包んでいくパフォーマンスは必見だ。

■ 地元の実力店で修行を積んだ店主が手がける話題店

客席はカウンターがメインで、壁際に立ち飲みができるスペースが2箇所。「テーブル席は作りたくなかった」という店主の田中さん。福岡の有名鉄板焼き店や居酒屋での豊富な経験を生かし、ゲストとスタッフが一体となって楽しい時間を共有する“大衆鉄板”というスタイルを実現させた。

鉄板料理に合う日本酒やナチュールワインも種類豊富にスタンバイ。店内の冷蔵庫から、ゲストが直接好きな酒のボトルを取り出してグラスに注ぐことができるのも“気軽”なポイントだ。また、アラカルト以外に、4320円のコース(90分飲み放題込み・前日までに要予約)もある。

取材の終わりに、カウンターの中から「気軽に来てください」と笑顔を見せた田中さん。西新駅近くという好立地だから、気取らずふらりと訪れるのもいい。【九州ウォーカー編集部/文=森川和典(シーアール)、撮影=本田純一】