優秀な生徒が多いのは、どの国?「1位:アメリカ」「2位:日本」

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全国的な学力調査が行われる度に、学習能力が落ちた、上がったと、大騒ぎになりますが、世界的にもどの国が優秀で、自分の国はどの位置にいるのか気になる人が多いよう。そこで、アメリカのビジネス情報サイト『Business Insider』が、アメリカの専門家に優秀な生徒が多い国のランク付けを依頼しました。

その結果は・・・。

アメリカ、デューク大学の才能識別部門の博士、ジョナサン・ウェイ氏が、世界25カ国を対象に、さまざまなデータを使って行った調査から、「頭のいい生徒が多い国」の1位に輝いたのは・・・アメリカ!そして日本は2位に入り、3位は韓国となりました。

ウェイ博士が特に参考としたのは、2009年に行われた経済協力開発機構(OECD)による国際的な学習到達度調査(PISA)。3年ごとに世界70カ国で15才の生徒を対象に行われ、読解力、数学力、科学力が調査されます。

博士によると、一般的な知能を知るのに最適な指標となる、とのこと。さらに、読解力や数学で結果の良かった生徒の割合を国別に調べ、その割合をそれぞれの国の人口と照らし合わせるなどデータを総合し、調査は進められました。

その結果、「頭のいい生徒が多い国」TOP10に入ったのは以下の国々:
1位:アメリカ 5,336,300人(人口の1.7%)
2位:日本 5,167,800人(人口の4.05%)
3位:韓国 2,200,000人(人口の4.4%)
4位:ドイツ 2,129,140人(人口の2.6%)
5位:フランス 1,445,400人(人口の2.2%)
6位:台湾 1,365,390人(人口の5.85%)
7位:カナダ 1,081,280人(人口の3.1%)
8位:ロシア 932,750人(人口の0.65%)
9位:イギリス 885,220人(人口の1.4%)
10位:オーストラリア 748,400人(人口の3.3%)

今回のランクは人数で決められましたが、人口に対する割合からすると、アジアが断然上位に!人口比から見たトップはシンガポールで9.1%。続いて、香港(6%)、台湾(5.85%)、韓国(4.4%)、スイス(4.25%)となり、日本は7位でした。

参考:Quels sont les 25 pays les plus intelligents ?
http://www.terrafemina.com/emploi-a-carrieres/actu/articles/32135-quels-sont-les-25-pays-les-plus-intelligents-.html