「1000円でいいよ」!?え…実質割り勘なのに奢った感を出す彼氏とモヤッ!25歳女子のリアル【作者に聞く】

【漫画】本編を読む
X(旧Twitter)で“万バズ”漫画を次々と生み出している漫画家、港区カンナ(@mina_kan_chan)さん。「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」は、「少女漫画の主人公になれない」25歳女性4人を描く恋愛群像劇である。今回は、クズ男と別れられない女・みなみ編の第2回。読者の“わかりみ”を刺激するエピソードが描かれている。



作中で印象的なのが、彼氏・ハルトの「1000円でいいよ」というひと言だ。ほぼパスタしか食べてないみなみに対してどこか“奢ってあげた”空気をまとわせる態度に、みなみは言いようのない違和感を覚える。この絶妙なズレに、身に覚えがある人も多いのではないだろうか。
港区カンナさんは「みなさんが身に覚えのありそうなことをいつも考えています」と語る。日常の小さな引っかかりや、恋人との温度差。その“あるある未満、でも確実に刺さる違和感”を切り取ることが、作品づくりの軸になっているようだ。
■彼氏ハルトは本当に“悪気なし”?
ハルトの心理について尋ねると、「ほぼ割り勘であることに気がついていないのだと思います」ときっぱり。悪意というより、無自覚。だからこそ厄介で、だからこそリアルである。恋愛における“無意識マウント”ともいえるこの構図は、静かに読者の心をざわつかせる。
また、プロローグに登場していた“るか”も本格的に物語へ関わってくる。港区カンナさんは「るかちゃんは第2部の主人公です。2人の関係は徐々に明かされていくと思います」と明かす。群像劇ならではの絡み合う人間関係が、今後どのように展開していくのか注目だ。
「ヒロインになれない私たち」というタイトル通り、本作はきらきらした恋愛ではなく、こじらせや葛藤を抱えた女性たちの物語である。だからこそ、胸に刺さる。モヤッとするのに、ページをめくる手が止まらない“モブ恋リアル”がここにある。
取材協力:港区カンナ(@mina_kan_chan)
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