2018年3月にオープンした茨城県・JR土浦駅に隣接する体験型サイクリングリゾート「PLAYatre TSUCHIURA(プレイアトレ土浦)」が19年4月26日、大幅にパワーアップします!

東京バーゲンマニア記者は新オープンのエリアをひと足先に体験してきました。東京駅から最短約50分で遊びに行けるので、GWや連休のレジャースポットとして参考にしてみて。

レストラン・カフェ3店が新オープン

土浦駅周辺には、霞ヶ浦や筑波山など自然に囲まれた日本有数のサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の首都圏からの玄関口があります。そんな土地柄を活かそうと、「PLAYatre TSUCHIURA」はサイクリングに特化した「アトレ」の新業態施設として誕生しました。

駅の改札を出てすぐ、3Fの入り口が右手に見えます。印象的なのは、入り口手前に敷かれた青い線。この線の上は、自転車を押して歩けます。またビル内のエレベーターも自転車2台、大人2人が乗れるくらい広めにつくられているので、自転車と一緒に階を行き来できます。

こんなところからサイクリングと一体化しているんですね。

4月26日には、1Fの「タリーズコーヒー」に加え、2F・3Fの「STATION LOBBY」エリアがオープン。新たにレストラン・カフェ3店が利用できるようになり、楽しみの幅が広がりました。

新しくできた3店舗をちょっとご紹介!

NANAIRO Eat At Home!(2F)

ピッツァやパスタ、肉料理、魚料理など豊富なメニューと、開放的なインテリアが特徴的なレストランです。

定番の「マルゲリータ」(1100円)など、ピッツァは全7種(オープン時は5種のみ)。「茨城県産野菜のバーニャカウダ」(1000円)や「茨城県美浦のマッシュルームサラダ」(1100円)といった、地元の食材を活かしたメニューも豊富です。

「茨城県産野菜のバーニャカウダ」

「茨城県美浦のマッシュルームサラダ」

ドリンクのおすすめは、「自家製レモネード」(グラス480円)です。さわやかな甘さで、すっぱさは感じません。ストローで飲むと、ときおり細かくスライスされた皮が口の中に入ってきて、食感のアクセントになっていました。

「自家製レモネード」

スイーツの目玉は、インスタ映えする「ナナイロパフェ」(700円)。ブランマンジェ、4色に彩られたフルーツゼリーの上にグラノーラと季節のフルーツ、生クリームをのせて"ナナイロ"に彩ったパフェです。

「ナナイロパフェ」

お座敷スペースやキッズスペース、卓球台もあるので、ついつい長居してしまいそう。

営業時間は11時30分〜23時です。

Hao2 ごはん&バー(3F)

2つ目は、駅の改札を出てすぐの場所にある、中華スタンドです。

「トンポーロー」

中国風豚の角似「トンポーロー」(750円)は、分厚いお肉とトロリとしたタレが見た目からしておいしそう。ひと口目に、お肉の柔らかさに驚きました。口に入れるとかまずと溶けていきそうです。タレは甘めでした。

「葱油鶏(蒸し鶏ネギまみれ)」

「葱油鶏(蒸し鶏ネギまみれ)」(700円)は、さっぱりとした味わいで、女性や暑い季節におすすめです。しっとりした鶏肉に、3種のネギとしょうがの風味をきかせたネギオイルがかかっています。

「口水鶏(よだれ鶏)」

「口水鶏(よだれ鶏)」(700円)は、黒酢・豆板醤・ねり胡麻・花椒・自家製ラー油をまぜこんだ特製ソースで食べる鶏肉です。ソースがピリ辛でおいしかったです。

中華風蒸しパン「カーポー」(160円)、「自家製焼売」(4個入り・480円)など、1品料理が豊富なので、ふらっと立ち寄ってさくっと食べるのにもよさそうです。

営業時間は11時30分〜23時。

SLOW JET COFFEE Cokie(3F)

最後は、コーヒー、カフェラテ、タピオカ、シェイクといった豊富なドリンクを提供するカフェです。

「土浦オリジナルロースト」

店員さんのおすすめは、「土浦オリジナルロースト」(S280円、M320円、L390円)。エチオピア豆を使用した、フローラル系の香りとさっぱりとした味わいが特徴です。

また、韓国でブームとなり、日本でも流行り始めているパック入りのタピオカドリンク「ピックパックドリンク」(650円)もあります。「抹茶タピオカ」「ブラックタピオカ」「オレンジゼリー」「ベリーゼリー」「コーヒーゼリー」の5種からベースを選び、さらに「カフェラテ」「アールグレイティー」「ミルクティー」「ジンジャーエール」「ミルク」の5種からドリンクを選ぶことができます。

コンセント付の長テーブル

営業時間は7時〜20時です。

建物内にも青い線が敷かれており、駐輪スペースもあるので、サイクリング後にもそのまま立ち寄ることができます。

※すべて税別表記

2000〜3000円で自転車の旅へ

1Fには、自転車専門店「ル・サイク」、B1Fには駐輪場があり、自転車がレンタルできます。半日だいたい2000円〜3000円くらいでレンタルできるので、電車で訪れた人も気軽に楽しめます。

ロードバイクやママチャリ、ジュニアバイクなど自転車の種類・サイズが豊富なので、初心者でも安心。2018年に本格的に日本国内での展開が始まった電動アシスト付きスポーツバイク「E-bike」も人気があるそうなので、気になる人は試してみて。

アトレの営業担当者の話によると、GWや連休におすすめなのは、日本百名山のひとつにも数えられる筑波山方面に向かう「りんりんロードコース」(約40キロ)です。想定時間は休憩含め、片道約2時間、往復で約5時間とのこと。随所に案内板があるので、迷う心配もありません。地面は平らで走りやすく、カップルや女性連れにもおすすめだそうです。ほかにも複数のコースがあるので、ウェブサイトを参考に。

シャワー室

B1Fの駐輪場には、シャワー室(1回300円)や、ロッカー(300円〜)もあります。帰りの電車の前に、サイクリングの汗を流せるのはうれしいですよね。

ロッカー

土浦駅は特急ひたち・ときわを利用すれば、東京駅から約50分、特別快速の場合は約64分で到着します。

連休を利用して、気軽に自然の中でのサイクリングを楽しんではいかが。