食パンの焼き方で食感が変わる!?その方法とは?

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 朝食に食パンを食べている人は多いと思います。『朝時間.jp』のアンケート調査によると、よく食べる朝ごはんメニューの1位が「食パン」で54%となっていました。それに比べると白米は34%と、朝食=食パンが際立つ結果となっていますね。食パンにはいろいろな食べ方があると思いますが、毎朝美味しく食べるための方法の一つとして、いつもとは違う焼き方を試してみることをオススメします。

 シェフの牛尾則明さんの著書「家庭で焼けるシェフの味 セントル ザ・ベーカリーの食パンとサンドイッチ」(マイナビ出版刊)によると、トースターで焼く、直火で焼く、フライパンで焼く、それぞれの焼き方によって、焼き上がりが変わるのだとか。例えば、トースターとオーブンの違い。ふっくらとした焼き上がりにするには、オーブントースターよりも1枚ずつ入れて焼くトースターのほうが、水分が失われにくいそうですよ。

 また、コンロの火で温めた焼き網にのせる直火焼きは、網目のちょっと焦げたところも美味しさのポイントですが、片面30秒で香ばしいトーストに。フライパンで焼く方法では、温めたフライパンに油はひかずに食パンをのせ、鍋肌から少量の水を注いで蓋をして30秒待ち、裏返して反対側も同様に焼けば、厚切りのトーストなども中までふっくら焼き上がるそうですよ。

 料理研究家である鈴木理恵子さんの著書「フライパンでできる ホットサンドとフレンチトースト100レシピ」(誠文堂新光社刊)には、まるでホットサンドメーカーを使ったかのように、ホットサンドもフライパンで焼くことができると書かれています。バターやチーズを挟んだ食パン2つをフライパンにのせ、蓋で何度か押し付けながら両面を焼くとよいのだそうです。

 毎朝の食パン。いろんなバリエーションを考えてみて、焼き方を試してみてはいかがでしょうか。