「燦水!サマービート」 ©Disney

写真拡大

毎日たくさんのショーやパレードを公演している東京ディズニーリゾート。

パイレーツ・サマーバトル “ゲットウェット! ” フォトギャラリー

多くのステージは屋外にあるため、天候によっては大幅な内容変更や、公演中止になる日も少なくありません。

普段は雨天・強風時にキャンセルになりやすいですが、夏の場合は雨でも問題なく公演されたり、反対に晴れているのに中止になったりすることも。

今回は高気温や集中豪雨など、夏特有の荒天時に起こりがちな"イレギュラー"な公演傾向と、その対策をご紹介します。

1.散水型プログラムは雨天時も公演の可能性あり

まず注目したいのは、雨が降った時です。

いつものショーなら、中止になったり、ミッキー達が雨具を着てご挨拶に来るだけの短縮版になってしまいがち。

ところが、夏限定の散水型プログラムは雨でも決行される例が多いです。

2017年の場合は、東京ディズニーランドで公演中の「燦水!サマービート」と、東京ディズニーシーで公演中の「パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”」が散水型のプログラムにあたります。

もともと大量の水を放出して、ゲストも出演者もずぶ濡れになる前提で内容が組まれているためか、雨の日も最後まで中断なく完走してくれるケースの多いのがうれしいところ。

強風や雷雨時は中止も

ただし、通常の雨ならセーフでも、強風や雷が加わると高確率で中止・途中中断になってしまいます。

特に雷が鳴った時は、安全のため屋内に避難するようアナウンスされる場合も多く、せっかく場所取りをしていてもその場から離れなければなりません。

気温が高くなる午後から夕方にかけては、雷を伴う集中豪雨も起こりやすいため、特に注意が必要です。

2.気温が高い日は、晴れているのに中止・内容変更になる例も

気温の高さも、ショーやパレードの公演状況に影響を与えます。

晴れている日でも、高気温が理由で中止、短縮、途中中断になるのは珍しくありません。

特に高気温の影響を受けやすいのは、屋根がない会場で行われる「ミニー・オー!ミニー」(東京ディズニーランド)や、「ステップ・トゥ・シャイン」(東京ディズニーシー)。

これらのショーは、夏の期間中、暑さのやわらぐ夕方から夜にかけて公演時間が設定されていますが、それでも16時台の回はまだまだ暑く、内容変更になるケースが今年(2017年)も発生しています。

夜は過ごしやすくなるだけでなく、美しいライトアップで幻想的なステージが体験できる良さもあるので、日没後の公演を見てみるのもおすすめです。

3.台風一過は強風に注意

夏は台風も発生しますよね。ここで言及したいのは、台風が過ぎ去った後の注意です。

台風が過ぎ去った後は晴れ間が広がり、パークで遊ぶのに向いているように感じられます。

しかし、気をつけたいのが「強風」。

台風のあと、特に午後から天気が落ち着くような日は、比較的空いていてグリーティングやアトラクション施設は快適に回れますが、屋外のショーやパレードは風で中止になりやすいです。

屋外の公演を見て楽しみたい人は、晴れていても台風の前後は避けるのがよさそうです。

いかがでしたか?

夏特有のイレギュラーな公演パターンを頭に入れておくと、プラン作りに役立つだけでなく、急な天候の変化にも慌てず対応できるはず。

ここでご紹介したのは"傾向"なので、来園当日は現地キャストのアナウンスに耳を傾けながらパークを楽しんでくださいね。