「婚活に疲れた……」女性の婚活疲れエピソードと解決方法

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いつか幸せな結婚をしたいと思い、婚活に励む女性は多いでしょう。しかし婚活が長期化したり、うまくいかなかったりすると、いわゆる「婚活疲れ」を感じることもありますよね。疲れたとき、もうやめようかなと思ってしまうこともあるのではないでしょうか? 今回は、女性の「婚活に疲れた」エピソードと解決方法をご紹介します。

<目次>
■「婚活に疲れた」女性の実態を調査!
・婚活に疲れたことのある女性は約7割!
・女性たちの「婚活に疲れた」エピソード
■専門家が教える! 婚活に疲れたときの対処法
・どうすればいい? 「婚活疲れ」の解消法
・「婚活疲れ」の女性が、うまく婚活を進めるためのコツ
・「疲れたから婚活をやめたい」と思う女性が考えるべきこと
■まとめ

■「婚活に疲れた」女性の実態を調査!

婚活は、幸せな結婚に向けた活動ですよね。しかし今、婚活に疲れてしまう「婚活疲れ」を感じる女性が多いそう。アンケートをとって、「婚活に疲れた」女性の実態を調査しました。

<婚活に疲れたことのある女性は約7割!>

Q.婚活経験のある女性に質問です。あなたは婚活で疲れを感じたことがありますか?
ある……71.8%
ない……28.2%

婚活経験のある女性の約7割が「婚活で疲れを感じたことがある」という結果になりました。たくさんの男性との出会いが期待できて楽しそうですが、実際はそんなに楽ではないのかも? 女性たちは、どうして疲れてしまったのでしょうか。

<女性たちの「婚活に疲れた」エピソード>

女性たちがどうして婚活に疲れてしまったのか、具体的なエピソードを見てみましょう。

(1)初対面からはじめることに疲れた

・「新しい人と会い続け、何回もゼロベースからはじめなければいけないことに疲れた」(33歳/情報・IT/事務系専門職)

・「毎回はじめましての関係で、同じような自己紹介をして、自分を知ってもらって……という流れに疲れた」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「いろんな人と出会うたびにまた同じ質問をされて、答えて……の作業に疲れた」(32歳/金融・証券/販売職・サービス系)

何十人もの男性と出会うということは、何十回も「はじめまして」の挨拶からはじめなければならないということ。毎回ゼロから関係を作ることに疲れてしまった、という声が多く寄せられました。

(2)理想の男性に出会えなくて疲れた

・「いろいろな婚活パーティーに行きましたが、理想の人となかなか出会えなくて、一生結婚できないかもと落ち込んだ」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「いい人に全然巡り合えず、精神的に疲れた」(34歳/学校・教育関連/その他)

・「婚活サイトで探していたが、何人会っても気の合う人がいないとき」(33歳/金融・証券/専門職)

理想の男性に出会えなくて疲れた、という意見も。理想の条件が高ければ高いほど、条件に合った男性と出会うことは難しいかもしれませんね。

(3)好みじゃない男性に好かれて疲れた

・「タイプが合わない人に、しつこく連絡先を聞かれたこと」(26歳/学校・教育関連/その他)

・「なかなか相手に興味が持てなくて、何度もご飯に行ったりするのが面倒くさい」(26歳/その他/営業職)

婚活を進めていく中で、自分に好意を持ってくれる男性が現れることもあるでしょう。しかしその人が好みじゃなかった場合、無理に付き合うのも疲れますよね。

(4)出会いがありすぎて疲れた

・「ありがたいことに申し込みされることが多くて、スケジュールがいっぱいで疲れました。1日3人以上、午前・昼過ぎ・夜に会うのが限界。それ以上は記憶にあまり残らなくなってしまった」(27歳/金融・証券/専門職)

・「出会いがありすぎて、誰がどのようにいいのかわからなくなった」(30歳/その他/事務系専門職)

多くの男性に出会うことも大事ですが、出会いがありすぎると、本当に自分に合った男性がわからなくなりそうですよね。出会いすぎるのも考えものかもしれません。

(5)婚活で出会った男性とうまくいかなくて疲れた

・「自分になかなか振り向いてもらえないとき」(27歳/金融・証券/専門職)

・「婚活パーティーでカップルになっても、なかなか付き合うまでいかないこと」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

せっかくいい男性と出会えても、そこから進展がないと疲れてしまいますよね。自分に魅力がないのかと、落ち込んでしまうこともありそうです。

(6)笑顔を作るのに疲れた

・「第一印象をよくするために、作り笑顔とか無理に合わせようとしたり、話を盛り上げようとしたり、気をつかいすぎて疲れた」(30歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「ずっと笑顔でニコニコするのに疲れる」(34歳/その他/販売職・サービス系)

相手に好印象を与えるために、笑顔でいることは大事ですが、ずっとニコニコしているのもさすがに疲れますよね。無理をして顔が引きつってしまっては、本末転倒でしょう。

みなさん、このような理由で婚活に疲れてしまうようです。すぐに理想の相手と出会って、交際・結婚まで進めたら楽でしょうが、なかなかそうはいかないのが婚活の現実なのかもしれません。では、婚活に疲れてしまったとき、どのように対処するべきなのでしょうか?

■専門家が教える! 婚活に疲れたときの対処法

婚活に疲れたとき、どのように対処すればいいのかわからない人も多いでしょう。恋愛・婚活研究所主宰のにらさわあきこさんに、婚活に疲れたときの対処法を聞いてみました。

<どうすればいい? 「婚活疲れ」の解消法>

婚活は、根を詰めて行うとどうしても疲れるものですよね。そんなときは、上手に気分転換をすることがとても大事です。可能なら、婚活に結びつくような気分転換方法を試すのがいいでしょう。たとえば、美容院に行く・新しい洋服を買うなどして自分磨きをしたり、恋愛成就に効果がある神社に旅行を兼ねて足を運んだりするのがおすすめです。

<「婚活疲れ」の女性が、うまく婚活を進めるためのコツ>

婚活に疲れる人は、ひとつの方法やひとりの相手に固執する傾向があります。「私には知人の紹介しかないの」「どうしても彼じゃなきゃ」など思うと、どうしても停滞しがち。しかし、婚活がうまくいく人ほど臨機応変に対応しています。たとえば、知人に紹介された人と数回会っていても、合コンに行ってみたり、婚活パーティーにも行ってみたり……という具合に多角的です。また、候補も早々にひとりに絞らず、いろんな人を見ようとするほうが、変に思い詰めなくてうまくいきやすいようですよ。

<「疲れたから婚活をやめたい」と思う女性が考えるべきこと>

疲れると婚活自体をやめたくなってしまうこともありますが、そんなときに考えたいのが「HOW」ではなくて「WHY」です。自分はどうして婚活をしているのか、「ひとりでいたくないから」なのか、「子どもがほしいから」なのか、はたまた「病気のときに頼れる人がほしいと思うから」なのか。できるだけリアルに想像しながら考えるといいと思います。疲れてくると、どうしても「現実の苦労」と「快適さ」を比較して、苦労することから逃げたくなりますが、そんなときこそ原点に立ち返ることが大切。自分は何のために婚活をしているのか、婚活しなければどうなるのかを、しっかりと考えてみるといいでしょう。

にらさわさんのアドバイスを参考に、上手に「婚活疲れ」を解消していきましょう。そして婚活をやめたくなったら、自分が婚活をする理由は何なのか、一度原点に立ち返って考えてみてくださいね。

■まとめ

人によって理由はそれぞれですが、婚活に疲れてしまうケースは非常に多いようです。しかし疲れたからといって、簡単に「婚活をやめる」という選択肢を選んでしまうと、あとあと後悔することも。逃げるのではなく、この苦労をどう乗り越えるかを前向きに考えてみると、自分自身の成長にもつながり、明るい未来が見えてくるかもしれませんよ。

(監修:にらさわあきこ、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年3月2日〜3月4日
調査人数:489人(22〜34歳の女性)