「ベルギーの鬼才」と呼ばれるビール醸造所から、世界初の店舗が秋葉原にオープン!

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国内で1000種類以上のビールが作られているというベルギーに、世界中の醸造家やビール愛好家が訪れる小さな醸造所があるという。その醸造所による世界初の海外店舗が東京・秋葉原に登場するというから、ビール好きは要チェック。

2016年4月8日(金)、秋葉原UDXビル1階に「oerbier man(ウルビアマン)」がオープン。同店では、ベルギーの西フランダース州にある家族経営の小さな醸造所「De Dolle Brouwers(デ・ドレ・ブルワーズ)」のビールをはじめとするベルギービールが、グラス(正規グラス)で529円から853円と、リーズナブルな価格でいただける。

「デ・ドレ・ブルワーズ」は、醸造所内でここだけのビールが楽しめる小さなバーを営業している。週末のみの営業にもかかわらず、世界中から醸造のプロやビール好きが集まり、「ベルギーの鬼才」と呼ばれているのだとか。今回のオープンは、この醸造所のビールを正規輸入している日本で唯一の輸入元が、情熱的な交渉を重ねて実現したもの。

直輸入のベルギービール樽生を中心に最大20種のボトルビールが味わえるほか、希少な“アラビア”や“ウルビア”といった樽生、限定醸造品も限定で提供されるという。

「“アラビア”はブロンドエールと呼ばれる金色のビールで、ホップの香りが強く苦味が利いています。“ウルビア”のほうはブラウンエールで色は茶系。アルコール度数は少し高めの7.5%で、ドライフルーツのようなフルーティな香りが楽しめますよ」と、広報担当の布さん。◆ベルギー直輸入のサーバーや家具で、醸造所の雰囲気を味わえる内装に


「デ・ドレ・ブルワーズ」は、もともと弁護士・医者・建築家だった3兄弟が趣味で始めた醸造所で、内装やビールのラベルデザインなどは、デザインと建築を学んでいた三男のクリス氏の手によるものだそう。

店舗の内装は、「デ・ドレ・ブルワーズ」をイメージしたもので、ベルギーから直接買い付けたアンティークのポスターやシャンデリア、アンティークの椅子などを配して、醸造所の雰囲気を味わえるようにしている。

機材についても、美しいビールサーバーや樽専用の冷蔵庫を、ベルギーのアントワーヌ社から直輸入して、ベルギービールへのこだわりを表現しているという。

◆肉フェス4連覇の熟成肉など、こだわりのフードも見逃せない!


ビールのお供には、自慢のグリル料理がおすすめ。「肉フェス」で4連覇を果たした岩手県産「門崎(かんざき)熟成肉」をはじめ、イベリコ豚やジビエなど、グルメな女子も納得のラインナップが揃う。

なかでもイチオシは、「岩手県産門崎熟成肉のグリル(150g)」(1998円)や、「ジビエ、門崎熟成牛肉グリル豪華盛り合わせコース 全7品」(4150円)などでいただける「門崎熟成肉」。日本古来の伝統的な熟成法「枯らし熟成」をしたのち、柔らかい肉質をつくる「ウェットエイジング」を約1000時間行い、和牛の旨みを最大限に引き出しているとか。

このほかに、宮城県石巻産のムール貝や、季節の魚介メニューなども豊富に揃う。ここでしか味わえない、希少なベルギービールと合わせて、選び抜かれた日本のおいしい食材を満喫して。