住宅専門家が選ぶ「本当に住みやすい街大賞 2018 in 関西」

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国内最大手の住宅ローン専門金融機関、アルヒ(本社=東京都港区)主催の「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2018 in 関西」が7月10日に発表された。

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選定委員長は、全国の住宅情報に精通する住宅評論家の櫻井幸雄氏。選定委員は、京都を拠点に不動産コンサルティングを行う一方、ライターとしても活躍する田中和彦氏らが登壇。

さらに、ゲストとしてタレントの安田美沙子、本田圭佑のモノマネで人気のじゅんいちダビッドソンが登場した。

今回の本当に住みやすい街大賞では、住生活プロデュース企業として、理想ではなく実際に生活するという視点から、同社のデータをもとに住環境、交通利便、教育環境、コストパフォーマンス、発展性の5つの基準を設定し、関西2府1県(大阪府、京都府、兵庫県)の本当に住みやすい街TOP10を選定した。

安田は、住みやすい街について「子どもの将来を考える上で一番気になっている部分」と、ママ目線のコメント。

また、「大きい公園など走りやすい場所や、ナイトランが好きなので夜も街灯があって安全なところ。走る場所があるというのが自分の生活環境にとって大きい」と、夫婦共通の趣味であるマラソンを楽しめる環境を重視。

じゅんいちダビッドソンは、「本田(圭佑)としては、一番住みやすい場所はトップ下なんですけど」と得意のモノマネで答え、笑いを誘った。

さらに、「結婚する前は便利性だけを考えて駅から近い所に住んでいた。結婚してからは嫁の希望もあり、駅から少し離れた静かな場所に住むようになった」と、続けた。

今回の大賞で、3位を獲得した二条(京都)について櫻井氏は、「京都の中心エリアにありながら、手が届く値段で近くにスーパーなどもあり生活しやすい」とし、2位の本町(大阪)について田中氏は、「事務所ビルなどが撤退し、タワーマンションなどを中心に住宅が増えている」と、受賞理由を語った。

見事大賞を受賞したのは尼崎(兵庫)。大阪へのアクセスが良いこと、JR尼崎駅に併設する「あまがさきキューズモール」などの大規模商業施設があり、買い物が便利なところが評価された。

尼崎市代表として、樋上喜宏氏(尼崎市都市整備局住宅政策部長)が登壇。安田からトロフィーが授与されると、「本当にうれしい。大賞が尼崎ということを意外に思う人もいると思うが、近年、大賞のタイトル通り住みやすい街に変わってきている。さらに住みやすい街にしようと市民一同、行政も一緒に努力している」と、コメント。

大賞の尼崎に対し櫻井氏は、「工場エリアは住宅への転用がしやすい。尼崎はこれから先ますます発展する。多少値上がりはしたが、まだまだ買いやすい」と述べ、田中氏も「スペックでいうと、尼崎は東京の品川や上野のポジション。金額もまだまだ発展途上」と語った。

尼崎出身のじゅんいちダビッドソンは、尼崎の受賞に思わず「一瞬ウソつけと思いました(笑)」と本音を漏らし、MCからコメントを求められると「清々しい気持ちです」と本田風に語り、「地元の友人達からJR尼崎駅付近がきれいになったと聞いていた。(マンションを)今から買ったらどれ位収益が見込めるんでしょうね?」と櫻井、田中両氏に問いかけ会場の笑いを誘った。

本当に住みやすい街大賞の4位以下は、4位/学園都市、5位/伊丹、6位/桂川、7位/元町、8位/香里園、9位/山田、10位/緑橋となっている。

「本当に住みやすい街大賞 2018 in 関西 ランキングサイト」

https://www.aruhi-corp.co.jp/cp/town_ranking/2018_kansai/(関西ウォーカー・二木繁美)