カーディガンやストールで首周りや肩を温めると“夏冷え”にGOOD!

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本来「夏の敵」とされていたのは“暑さ”や“紫外線”だが、昨今は新たな敵として“冷え”が女性たちの健康を害している。花王ほか4社が協賛している「血めぐり研究会」が今年5月、20〜60代の女性600人に行った「夏冷え」に関する調査によると、特に20〜40代の2人に1人が「夏冷えで不調を感じている」というのだ。

【写真】「夏に冷えを感じる女性」の割合が2年で増加傾向に!

そこで、「血めぐり研究会」は、夏冷え対策として“体を冷やさず温める”簡単なケア法を提案。夏でも冷たいものばかり飲食するのではなく、なるべく体温以上のものを体内に摂り入れること、入浴は湯船に浸かること、カーディガンやストールで首周りや肩を温めること、腹巻やキャミソールなどを身につけること、で“血めぐり”を良くすることを推奨している。さらに、ズボラな人に向けて「せめてこれだけは…!」というケア法も紹介。ショートパンツやミニスカートにはレギンスを併せたり、薄着でも温熱シートを体に貼ったりするなど、ファッションでも“冷えない”工夫をし、酒を飲むならお湯割りやぬる燗を飲むなど、“ちょっとずつできること”から始めることをオススメしているのだ。

ちなみに、「血めぐり研究会」代表の東京女子医大附属青山自然医療クリニック所長・川嶋朗先生は、エアコンを使う夏だけでなく、「梅雨時も体調を崩しやすい時期」だと話す。「1年の中で不調を感じる時期」についてアンケートをとったところ、特に20代は「花粉の時期」と「梅雨時」と答えた人が半数もいたのだが、この結果について川嶋先生は納得。「雨が降るということは、低気圧になっているということで、低気圧になると自律神経のうち副交感神経が刺激され、身体は眠った状態になります。眠った状態のまま、仕事をしたり活動をしなくてはいけないので、疲れを感じやすくなり、憂鬱な気分になったりするのです」と説明する。こちらの対策としては、交感神経を刺激するためにあえて、カフェインの入ったコーヒーなどのドリンクや栄養ドリンクを飲んでみるのも手なのだとか。

このように、疲れを感じやすくなる梅雨や、エアコンによる“夏冷え”などなにかと悩まされがちなこれからの季節。“不調状態”から脱出するために、自分でちょっとした対策を講じてみては。【東京ウォーカー】

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