去年と同じはNGです!2023年の「40代向け垢抜けヘア&メイク」

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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。去年の夏をちょっと思い出してみてください。今年と同じヘアスタイル、メイクをしていませんか?トレンドは季節ごとに変化しています。ほんの少しの違いで、もっと今っぽい雰囲気に変身できるので、ぜひアップデートしてみてはいかがでしょう?今回は、2022年のトレンドだったヘアスタイルとメイク、2023年の今っぽさを叶えるヘアスタイルとメイクの違いをご紹介します。

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ヘアスタイル

2022年のヘアスタイル

顔周りにレイヤーを入れるヘアスタイルの人気が少しずつ高まっていた去年。でも、まだまだボブスタイルの人気が高くスタイリングで耳周りをふくらませていた方が多かったようです。

ヘアカラーは、赤みをおさえたオリーブグリーンなどのアッシュ系の人気が高く、美容室でおすすめされた方も多かったかもしれませんね。

2023年に人気のヘアスタイル

去年からじわじわと人気が集まっていたレイヤーヘアが今年はブレイクしています!

顔周りに短めのレイヤーを入れるウルフや、長めの前髪につなげるロ−レイヤーなど、カットでトップから毛先にかけての髪に大きな段差を作った、エアリーで動きのある顔周りレイヤーが人気です。動きを出すだけで一気に今っぽい雰囲気に変身できるのでぜひやってみてください!

また、切りっぱなしのボブも相変わらずの人気。毛先は外ハネにしてバームで束感をだし、ヘアオイルでちょっとウエットな印象に整えると今年っぽくなります。

そして、ヘアカラーはラベンダー系ダークカラー・ブルーブラックなど、ダークトーンでツヤっぽいカラーの人気が再燃しています。ダークなトーンでも光にあたったときに、ラベンダーやブルーが透ける透明感が大事です。

また一方で、ピンクベージュにトーンアップしたインナーカラーなど好きなカラーを入れたりするのもあり!40代も自由な発想でカラーを楽しみましょう!

メイク

純欲メーク、白湯メイクなど、あどけない印象を彩るナチュラルなメイクが旬だった2022年。また、マスクをつけたりとったりする環境できれいに見えるアイシャドウの単色塗りとアイラインの組み合わせや、マットな質感のリップが人気でした。

いよいよマスクを外して活動ができるようになった2023年秋冬はモードな印象を彩るメイクが戻ってきます。また、マスクを外した状態で際立つ透明感ときちんと感のある肌の質感を作り込むチークやハイライト、ローライトなどのアイテムがマストになってきます。新作は名品ぞろいなのでぜひチェックして!

2022年のメイク

ベースメイクは、トーンアップしたツヤ肌が圧倒的に人気でした。そして、眉毛は骨格を意識したナチュラルなアーチ眉に整え、自然な血色感のあるチークをプラスして抜け感のある雰囲気にまとめるイメージ。

アイメイクは、透明感のある赤みブラウン、またはテラコッタブラウンのアイシャドウの1色塗りに大粒ラメをプラスして抜け感と華やかさを同時にまとい、リップはオレンジ系、モーブ系のシルキーマット、血色ピンクでこなれた雰囲気にまとめるメイクが旬でした。

2023年のメイク

まるできれいな素肌を1枚重ねたような仕上がりを叶えてくれる、薄膜系の優秀なファンデーションが多く発売される今年の秋冬。ベースメイクは、きちんと感、透明感、美しさをすべて兼ね備えていてしかもナチュラルさのあるAI肌(肌の粗が写真加工アプリなどで自然にカバーされたような肌)がトレンドです。

アイブロウは、骨格にあわせた平行眉・アーチ眉の人気は去年に引き続いていますが、数年前よりだんだん細くなっています。

アイメイクのメインカラーは断然レッド。ほどよい立体感をまとう新グラデーションがおすすめです。また、人気のラメも今年は細かい粒子の濡れたようなツヤ感が人気になっています。

リップは、クラシカルなレッド、またはアイメイクを主役にするベージュリップも人気です。ビニールのようなツヤではなく潤いを感じさせるツヤリップに仕上げるのが今年風。また、上唇をオーバー気味に塗る方法も2023年メイクとしておすすめです。

そして、今年のメイクとして特徴的なのが白みチークです。ぱっと見た感じはイエベには難しそうな青み系のチークでも、肌にのせるとどんな肌色の方もふわっと透明感がまとえるチークが各社から新発売されています。肌色を明るくしてくれる血色チークと合わせても、または白みチークの単体使いでもきれいです。

2022年のヘアメイクと2023年の「40代向け垢抜けヘア&メイク」の違いをご紹介しました。マスクを外すことが日常になりメイクの楽しさが戻ってきた昨今。ご自分に似合うやり方で、トレンドをどんどん楽しんでくださいね!

イラスト:suzuka(イラストレーターの詳細は筆者のプロフィールページ参照)