男性が「両思いなのに付き合わない」本当の理由
なぜだろうか。両思いのはずなのに、友だち以上の関係になかなか進めない。
せっかくの両思いなのに、このような形で悩んでいる人が多くいます。
女性からすれば、なかなか進んでくれない男性に対して、不安に感じたり、混乱したりすることがあると思います。
今回は両思いなのに付き合えないとき、男性は何を考えているのか、どう対処したらいいのか、状況に応じて解説していきます。
■両思いなのに付き合わない男性心理
両思いだと男性側もわかっているのに付き合おうとしないのは、いろんな気持ちが隠れているからです。
男性の過去の体験、今の価値観、優先順位など、男性には男性なりの考え方があるもの。
まずは、両思いなのに付き合わない男性心理を詳しく掘り下げていきましょう。
◇(1)過去のトラウマで恋愛が怖いから
過去のトラウマがあると、どれだけ恋愛がうまくいくと思われても、なかなか一歩を踏み出せません。
ここでいう過去のトラウマとは、付き合った人とトラブルがあった、二股された、浮気されたなどです。
それと、育った環境や両親の様子も大切です。
特に母親が浮気をして離婚し、家を出て行った体験などがある場合、大きく影響します。
女性は大切な人を捨てていくものだという価値観を持ってしまうと、両思いでも恋愛が怖くなってしまうことがあります。
◇(2)彼女と釣り合うか自信がないから
自分に自信がない男性は、「彼女と自分は釣り合わない」と思ってしまうこともあります。
自分なんかだとダメだ、幸せにできない、彼女に申し訳ないなど、こういう状態では両思いでも恋愛がうまくいきません。
また、自信がない男性は、まわりからの視線や意見もすごく気にします。
こればっかりは、男性に自信をつけていってもらうしかないので、女性は「大丈夫。あなただからいい」と伝え続けることが大切です。
◇(3)もっと遊びたいから
付き合ってしまうとほかの女性と遊ぶことができないので、いくら両思いでももっと遊びたいからという理由で付き合わないという男性もいます。
今のうちにたくさん遊んでおきたいので、いろんな女性を捕まえようとしますが、こういう男性はひとりを幸せにするということをしないもの。
もしあなたが結婚を考えているなら、まだまだ遊びたいと思っている男性と一緒にいる時間はもったいないので素早く去りましょう。
そして、あなたと本気で向き合って幸せにしてくれる人と一緒にいる時間を大事にしたいものです。
◇(4)仕事が忙しいから
男性の中には、仕事第一主義のような人もいます。
仕事が一番なので、恋愛がうまくいっても仕事に支障が出るのであれば、恋愛したくないと考えてしまいます。
それに、恋愛していても仕事があれば仕事を優先するので、なかなか大切にしてくれない可能性もあります。
◇(5)遠距離だから
両思いでも遠距離恋愛になるから嫌だという考え方を持っている人もいます。
まめに会いたい、まめに連絡も取りたい、ひとりが寂しいというタイプですね。
遠距離恋愛をする前からあきらめていて、はじめから距離を言い訳にするのであれば、うまくいかない可能性が高いです。
◇(6)既婚者だから
女性とコミュニケーションをとるのが巧みな男性は、出会ってから好きになるまで、そして付き合ってからも、既婚者であることを隠していることがあります。
家には絶対呼んでくれない、休日は会ってくれない、急に相手の都合のいいタイミングでしか会えないなどがずっと続くのであれば、既婚者という可能性もあります。
必ず指輪のあとがないか? スマホの待ち受けは子どもではないか? 男性の家に呼んでくれるか? など、気になる点は必ずチェックしておきましょう。
◇(7)友だちのままでいることが安心だから
両思いとわかっていても付き合えない要素として、男性の思いが本物であれば、友だちのままでいることが安心だからという要素が大きいです。
今の心地よい関係性が崩れてしまうのが怖くて、壊れるくらいなら今の状態でいようという気持ちです。
この関係のまま終わってしまうと、あのとき付き合っていればよかった、思いを伝えていればよかったと一番後悔するので、ここは勇気を出して乗り越えてほしいところですね。
◇(8)自由な時間がなくなるのが嫌だ
付き合ってしまうと、自分の趣味の時間が少なくなり、趣味にお金をかけられなくなるのが嫌だと考える人もいます。
オタク気質な人や収集癖のある人は、このような考え方になってしまいがちです。
◇(9)タイミングをうかがっている
両思いだけど友だちの期間が長すぎると、告白するタイミングがなくて、いつ告白していいかわからなくなってしまうときがあります。
改まっておしゃれな場所に誘うのも恥ずかしかったり、居酒屋だとラフすぎるのではと悩んだりするなど、いろいろ考えすぎて時間が経ってしまっているということもあります。
◇(10)告白されるのを待っている
両思いとわかっていても、そもそも告白できないという草食系男子もいます。
男性の気持ちがわかっているのであれば、女性から積極的にアプローチして告白してみましょう。
告白はあくまでも付き合うまでの過程でしかないので、ゴールではありません。
好きな人が取られるくらいなら、自分から告白しちゃいましょう。
■両思いなのに付き合わない男性への対処法
両思いなのに付き合わないときの男性の対処法に関しては、4つのパターンがあります。
今の自分の状況と照らし合わせていきながら、実践していきましょう。
◇少し待ってみる。様子を見る場合
両思いなのに付き合えないとき、少し待ったり、様子を見たりする場合は、期限を決めることが大切です。
期限を決めないと、いつまでもだらだらと関係を伸ばし続けてしまい、せっかく素敵な人に出会えたとしても進むことができません。
必ず待つときは期限を決めましょう。
◇あきらめる場合
両思いだけどあきらめるなら、ちがう男性に出会える場所に行きましょう。
ただあきらめるのは、自分からアプローチしてからです。
アプローチしておかないと、あのとき告白していたら……などと絶対に後悔するときがきます。
さらにアプローチしていないせいで、ほかで出会う男性を必ず彼と比較してしまいます。
でも、好きだった彼を超えることはなかなかないので、次の恋愛にとても支障が出ます。
あきらめるなら、思い切ってやれることはやっておきましょう。
◇遠距離の場合
遠距離恋愛の場合は、そもそもお互いに遠距離になるのがわかっていて好きになってしまうパターンと、遠距離恋愛に突然なってしまうパターンがあります。
共通していえることは、距離を言い訳にするならあきらめるということです。
遠距離恋愛は距離を言い訳にしはじめたらおしまいです。
今の時代はLINEやビデオ通話もできて、連絡ツールに困ることはありません。
身体的距離が遠くなるだけです。
距離を言い訳にすることなく付き合えるのであれば、告白して次のステップに進んでいきましょう。
距離が遠いから近くないといやだという人なら、遠距離になったらうまくいかなくなるのであきらめましょう。
◇既婚者の場合
既婚者の場合は、すぐにあきらめる以外、選択肢はありません。
どれだけ長くいても女性が不幸になっていくだけです。
「好きだよ」「愛しているよ」「妻と別れるよ」「もう少し待ってね」などのやさしい言葉をかけられていても、行動がともなっていない言葉は、信じても裏切られるだけです。
そもそも大切な人がいるのに、浮気する、不倫する時点でいい男性ではありません。
そんなダメンズに振りまわされている時間がもったいないです。
LINEをブロックする、電話番号を消す、思い出のものも捨てるなどして、イチ早く切り替えられる環境をつくりましょう。
■両思いなら後悔のないようにしよう
両思いになれるということは、人生において何度も訪れることではありません。
その貴重な機会の中で、何もせずに終わってしまうことはすごくもったいないです。
さらにいうと、何もしなかったことによって、次の恋愛に行ったときも「あのときこうしていれば……」「彼のほうがよかったかな」などと後悔が残り、次の恋愛もうまく進みづらいです。
両思いなのであれば後悔のないように、今の自分にできることをすべてやりきりましょう。
(ゆーし)
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