プロ直伝!顔の形別「美人顔」になれるチークの入れ方

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まだまだコートは手放せないけれど、雑誌の中では徐々にメイクアップも春夏モードへとシフトチェンジ。流行としては、この冬からの引き続きモーブ系深色リップや春らしいパステルシャドーなどセクシーさとかわいさが混同したシーズンになりそうです。

そんな中でも2017年春のポイントは“チーク”。目元や口元に強さがあるからこそ、チークは上手に力を抜かないと一気に“厚塗り”テイストに。かといってノーチークだと顔色が冴えないですよね。自然な血色を出すには、自分の骨格に沿ってチークをONすることがポイント。

そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上もの女性を美しく変身させている筆者が“美人顔になれる。顔の形別チークの入れ方(2017春)”をご紹介します。

チークの入れ方“丸顔型”

丸みのある骨格はかわいらしい印象を与えますが、赤みを足そう…と正面に丸くチークを入れてしまっては、その“丸さ”を強調してしまいぽっちゃりした印象に。

ポイントは、“赤み”カラーで横顔に陰影をつけること。ナチュラルなサクラ色やピーチカラーのチークで、チークボーンのこめかみから口角に向かって斜めに入れましょう。この時、あまり正面まで色味を出さないこと。あくまで正面から見たときにほんのり横顔が赤く染まっているように入れてあげると、顔に奥行きが生まれてとてもセクシーな印象を演出することが出来ます。

チークの入れ方“面長型”

細く華奢な印象を与える骨格はとても女性らしい印象を与えますが、逆にその“細さ”が神経質に映ることも。

面長さんは、あえて“ふっくら”見せることにチークポイントをおきます。チークボーンに色をのせるというよりも、ナチュラルカラーのチークを頬全体にぼやっと広く入れることで、頬がふっくら見えて“横”に広がりが出るため、目の錯覚で小顔で、かわいく見せることができます。

チークの入れ方“ベース型”

意志の強さを感じられる骨格はとても知的な印象で美しいものです。ただ、その“強さ”がとっつきにくい印象を与えることも。

ポイントは、“丸み”を強調すること。ニコッと笑ってチークボーンを高い位置に出したら、正面にふんわり丸く入れましょう。そうすることでチークボーンが上に上がったような印象になり、アゴを細く華奢に見せることができます。

知的な印象を持っているからこそ、丸みで幼さを上手に取り入れてあげると新しい魅力が引き出されるでしょう。

いかがでしたか?ナチュラルカラーのチークだからこそ、ちょっと入れ方に工夫すればとびきりの美人顔になれちゃいます。是非、自分の顔型と照らし合わせてメイクの参考にされてください。

【画像】

※ Olena Yakobchuk / shutterstock

【筆者略歴】

古賀真知子

メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」