ゲッターズ飯田が尊敬するカリスマ、水晶玉子が語る「2017年の幸運のカギ」vol.2

写真拡大

あのゲッターズ飯田さんに「唯一尊敬する占い師」と言わしめた水晶玉子先生。
そんな長年、数々の女性誌を中心に活躍し、不動の人気を誇るカリスマ占星術研究家が、なんと1年分の全運勢カレンダーを初公開しました!

恋愛・結婚運、仕事運…知りたいことが全て詰まった『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2017』(集英社)の発売に寄せて水晶玉子先生にインタビュー。これから来るという“結婚ブーム”のこと、2017年の“ラッキーポイント”について、来年“強運な人”は誰か?など、いろいろお伺いしました。

■「結婚ブーム」到来!どんな状況になる?


書籍での、ゲッターズ飯田さんとの対談には「結婚ブーム」というキーワードが登場しました。ブームが来ると、いったいどのような状況になるのでしょうか?

水晶先生:オリエンタル占星術では来年、婁宿(ろうしゅく)の年になるんですね。婁宿は「つながる」という意味を持っているからご縁がつながりやすいんです。
それから、西洋占星術では天秤座に木星が入るのですが、天秤座は結婚を象徴する星座。そこに「幸運の星」と言われる木星が入るってことで、どちらの占いを見ても「結婚ブーム」が来そうですねってゲッターズさんと話していたんです。
結婚ブーム、つまり結婚が発展するとはどういうことかと言うと、結婚の形態が多様化して広がるという意味だと思うんです。別居婚や週末婚、或いは男女が逆転して男性が主夫になるとか、あえて家族同居の大家族婚とか、いろんな形の結婚が増えて認められるような状況になるんじゃないかなって。そしてもっと気楽に結婚しよう、という考えが広がっていきそうです。
例えば桃井かおりさんは60歳を過ぎて結婚したでしょう?彼女のような熟年婚もあり得るし、再婚・再々婚の人や、年の差婚をする人も増えるかもしれません。あとは国際結婚とかね。これまでの慣習に捉われることなく、そういう、ちょっと意外性のある結婚を自由にするのにすごくいい年になるでしょう。

結婚の形が多様化するんですね?ということは、こんな結婚をしたら人から変に思われるんじゃないか?と不安を感じることが少なくなりそう。それなら、今まで周りの目を気にしてなかなか結婚できずにいた人も、ブームに乗ってサクッと結婚できるかも。

水晶先生:この結婚ブームのポイントは「結婚することで自分が変われる」ということです。今の生活を変えたくないから結婚できないっていうのではなく、一緒になることで起こる変化を楽しんだり、この人と結婚したら違う自分が見つかるかもしれないと思えたり。そういう相手を探すのが、一番大事かなって思います。
天秤座はパートナーシップの星ですから、もっともっと身近な人とコミュニケーションを取って、自分が変わることを良しとするといいでしょう。
誰かと一緒になることで変われるって素敵じゃないですか。変われないまま年を取るのはさびしいですよね。そうじゃなくて、この人と一緒だったらこんなふうに変われるかも!と考えられるのっていいと思うんです。

大好きな人と結婚し、共に成長できるなんて、これほどステキなことはありません。「こんな中途半端な自分じゃ結婚できない」とくよくよ思い悩んでいないで、ありのままの自分で「えいやっ」と結婚してしまってもいいのかも!?

水晶先生:例えば、相手がペットを飼っていて、私は動物が苦手だから同居はできないと言ってても、一緒に住んでみたらその子が大好きになってしまって、自分の中にこんな気持ちがあったんだ、と気づけるとかね。
人とのコミュニケーションによって変われる自分を楽しめる気持ちがあると、結婚っていうことに対しても、もう少しハードルが低くなるんじゃないかなとも思います。

ある程度、年齢を重ねると「自分はこんな人」「結婚とはこういうもの」などと決めつけて身動きできなくなってしまったりもしますが、その考えは一度取っ払ったほうがいいみたいですね。誰かの隣で変わっていく自分を想像すれば、結婚へのネガティブなイメージが薄れ、楽しい夢だけが膨らんでいきそうです。

■2017年のラッキーポイントは?


対談の中で話していた、ラッキーカラーやラッキースポットなどについても、改めて教えていただきました。

【ラッキーカラー】



水晶先生:2017年のテーマカラーのひとつは赤。だからゲッターズさんとの対談のとき、赤い服を着て行ったんです。来年は十干十二支で言うと「丁酉(ひのととり)」にあたります。
「丁(ひのと)」というのは火の行だから赤なんですね。それから「酉(とり)」は金の行で、五行で言うと白です。「丁」が天の気、「酉」は地の気、それに加えて人の気っていうのがあります。それが九星気学で言う一白水星。白がつくから白って思うかもしれないけど、五行では水の行は黒なんです。
その三つを合わせると、オススメのラッキーカラーは、ちょっとくすんだ赤、ボルドーがいいですね。それから白もちょっとくすませてグレーやシルバーグレーがいいでしょう。
もう一つ、西洋占星術では幸運の星の木星は天秤座にあるので、パステルカラーもいいと思います。ただ、今は物事を実現する力がある土星が射手座に位置してるから、そのきれいな色に射手座カラーのロイヤルブルーを加え、少しくすませた、ネイビーブルーがオススメです。

2017年のラッキーカラーは、ボルドー、グレー(シルバーグレー)、ネイビーブルーの三つと。どれもきれいだし、取り入れやすそうな色ですね。

水晶先生:ただ、お財布のような毎日使うアイテムの場合は、いくらラッキーカラーと言われても、好きじゃない色のものは持たないほうがいいですよ。欲してる色は、やっぱり自分にとって必要な色なので、その色のお財布を使ったほうがいいと思います。
それから、ラッキーカラーだからといって毎日赤い服を着るとか、極端なことはしないでくださいね。占いにも最終的にはバランス感覚は必要なので、ラッキーカラーはワンアイテムとか差し色として取り入れるくらいがちょうどいいんです。欲張って極端な取り入れ方をする人って意外と占いの恩恵を受けられなかったりもするんですよ。

どんなことでもそうですが、占いでもやっぱり、欲張るとロクなことがないんですね。肝に銘じます。

【ラッキーフード】



水晶先生:本ではシチューや煮込み料理を紹介しました。丁(ひのと)は炎だから、やっぱり炎で煮込むような料理がいいかなと思ったんです。それに射手座や天秤座はあんまり和風じゃない感じもするので、シチューが合いそうだなって。
丁もですが、酉年の酉っていうのが、物事が変容する形を表す字なんです。熟すとか醸すという字に関係があるので、生のまま食べるより、火を通して加工したり、発酵させたりするのもいいかなと思います。
それこそ人の気が一白水星で冷えやすいと思うから、冷やしすぎないように煮込んだ料理がいいですね。

【ラッキースポット】



水晶先生:ラッキースポットは隠れ家的なところですね。秘境の温泉宿もオススメです。一白水星だから、冷えやすい面もあるので、やっぱり温まるという意味では温泉とかいいですよね。みんなでパーッと遊ぶのではなく、少人数でしっぽり楽しむようなイメージです。
オリエンタル占星術で観ると、婁宿には結びつくという意味があるから、隠れ家的な所でじっくり縁を深めるといいかなという感じがします。
それから土星が射手座にいるうち(2017年12月20日まで)は、神社とか古くて格式の高い所もラッキースポットになると思います。ぜひそういう所に行って、人間だけじゃなく、自然や宇宙とつながってみてくださいね。

あたたかいものを食べて、温泉に浸かって。2017年は体の内側からも外側からも温まることで運が開ける!ということを覚えておきましょう。

■2017年はどんな年になる?


ラッキーポイントの話から、話題は次第に2017年という年自体のことへ移っていきました。

◎SNSをカスタマイズして



水晶先生:ゲッターズさんも仰ってたけど、2016年はバーチャルリアリティー元年みたいな感じの年だと思うんです。来年は一般化は先でもスマホに替わる次の技術が出てきそうだし、そこからさらに飛躍していくのか楽しみですね。
婁宿はつながる年なので、インターネットやSNSを上手に利用するのもオススメです。流行に乗るのもいいけど、SNSとの関わり方を自分なりにカスタマイズするっていうか。主体的につながることで、新しい世界が広がることがあると思うので、楽しみながら試してほしいですね。

先生いわく「つながるという意味では、ネットも一つのラッキースポット」とのこと。そのラッキースポットを駆使して価値ある情報を見つけたり、今いる場所から何かを発信したり。自分なりに世界とつながる方法を探してみてはいかがでしょうか。

◎一芸でスポットを浴びる?



丁酉というのは、炎で金属を加工するようなイメージがあり、すごく繊細な細工や技が注目されるときなので、来年はネット上で自分の一芸を発表するのもいいかもしれません。
それと、アプリや機械など新しいものを使ってみることも大切です。最先端にいる必要はないけれど、取り入れられるものを見つけ、ちょっとずつ挑戦すると生活に刺激を与えてくれて毎日が楽しくなりますよ。

アートや手芸はもちろんですが、スイーツ作り、ネイルなど、自分の得意なことを世の中に発信し、多くの人とつながっていく…って、それステキ。そういうつながりで知り合った人と結婚!なんてことになったら、さらにステキですね。

2017年はあまり難しいことは考えず、出会いを大切にし、一日一日を楽しく丁寧に生きることを心がけるといいのかもしれません。
あとはラッキーカラー!バランスを考えつつ、目立つところにボルドーやネイビーブルーの小物を取り入れてみてはいかがでしょうか。

次回はオリエンタル占星術で見た、2017年に恋愛運が良い人、結婚運が良い人(共に上位3位)をお届けします。お楽しみに!

『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2017』(集英社)


監修者紹介

FRaU、ananで不動の人気を誇るカリスマ占い師
水晶玉子(すいしょうたまこ)
幼いころから占いに興味をもって、東洋、西洋の枠を超え、数々の占術を研究。オリジナルな視点にたった解説は的中率も高く、またわかりやすいことから、多くのファンを持つ。