やりがちだから要注意!「女性ホルモンの乱れ」を招くNG習慣3つ

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今年の秋は例年よりも気温の変化が激しく、日によって秋物を着たり夏物を着たりと毎日の服装にも頭を悩ませるちょっとおかしな状況。気がつけば生理が遅れていることや、いつもよりPMS(月経前症候群)や生理痛がひどい。そんなことはないでしょうか? 

実は気温差や気圧によって自律神経が乱れることで、女性ホルモンのバランスが崩れることがあります。また自律神経の乱れは気温や気圧だけでなく生活習慣でも乱れやすくなります。

そこで今回は、健康管理士の筆者が、女性ホルモンのバランスを崩すことにつながる自律神経の乱すNG習慣についてご紹介します。

■自律神経と女性ホルモン

自律神経、よく聞く言葉ではありあますが、具体的にどのような働きをしているのでしょうか。自律神経とは“自分が意識しない部分での生命活動を司る神経”を指します。

例えば、食べ物を口に入れると唾液が出ます。そしてそれが胃に入ると胃液が出ます。これを意識して出している人はいませんよね? 女性ホルモンも同じように自律神経の働きによってエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌がコントロールされているのです。

■1日の終わりはコーヒーで一息つきながらスマホを触る

朝、起きた瞬間から忙しい女性にとって夜、寝る前のひと時は本当にほっとするもの。最近は、肌寒くなってきたので温かいコーヒーでホッと一息入れながら、スマホでSNSやゲームを楽しむ女性も多いでしょう。しかしこの習慣がある人は要注意です。

本来、人は夕方から副交感神経が優位になり始めるものなのですが、ただでさえ夜になっても明るい蛍光灯のもとで過ごすようになり、副交感神経が優位になりにくくなっているうえに、スマホの光で視神経を刺激してしまうと交感神経が刺激されてしまいます。

そこにコーヒーなどカフェイン飲料を飲んでしまうと睡眠の質が低下。入眠から3時間がホルモンの分泌には非常に重要な時間帯となるため、この間の睡眠の質が低下すると女性ホルモンのバランスを乱してしまう要因となってしまいます。就寝前のリラックスタイムはスマホを手放し、優しいオレンジ色の灯りのもと好きなアロマの香りでもたいてボンヤリとしながら自分に「今日も1日おつかれさま」と語りかけてあげるのもいいでしょう。

■夢中になれる趣味がない

時間を忘れて夢中になれる趣味があると、その間脳はリラックス状態になりストレスが緩和されます。何かに集中するということは一見、神経が興奮しているように思われがちですが、実は人が何かに集中している時にはリラックスしている時と同じように脳からはα波が検出されるのです。

趣味もなく、ただただ日常に追われてしまうと脳の疲労からストレスがたまり自律神経の働きを乱してしまい、その結果女性ホルモンのバランスも乱れてしまいます。今、静かなブームとなっている大人の塗り絵など何か簡単に短時間でも集中することが出来る趣味を持つといいでしょう。

■運動習慣がない

一時期の美ジョガーブームも去り、また運動習慣のない女性が増えているようです。しかし、適度な運動はきれいなボディいラインを作るだけでなく、ストレスを軽減することによって自律神経を整え、心地よい疲労感から睡眠の質を高めてくれます。自律神経を整えるにはダイエット目的の筋トレよりも、一定のリズムを刻むウォーキングやジョギングがおススメです。運動するための時間がない!という場合は生活の中で歩く時にはダラダラと歩かずリズムを刻むことを意識したり、可能な限り階段を使用しその時にもリズムを意識するといいでしょう。

いずれも些細なことだけれど、なかなか実行できないという人も多いかとは思いますが、知っているのとやっているのでは大きな違いがあります。キレイと若さのために是非、実践してみてくださいね。

【参考】

自律神経活動から女性の心と体の健康を探る - 女性心身医学

【筆者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

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※ jakkapan / shutterstock