9月17日は魚座の満月 心の痛みを手放して、無条件の愛を手に入れよう!

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 9月17日は満月です。満月は達成、成就の時。さまざまな結果が出やすい時期なので、新月で決めた夢や目標の進み具合を見つめ直すことに適しています。満月で、不調和なものや改善点が見つかったら、欠けゆく月の期間で手放していきましょう。

■今回の満月の特徴は?

【満月が起こる場所】魚座
【満月になる時刻】9月17日4:05
【魚座満月のキーワード】「受容性」「豊かな感受性」「無条件の愛」「癒し」「インスピレーション」……etc.

 今回の満月は、2016年3度目の半影月食満月です。1年に3回の半影月食が起こるのは珍しいこと。占星術上では、月食満月は通常の満月よりも大きな区切りとなりますが、特に今回は、4日後の9月22日に「秋分の日」を控え、2016年のラスト3カ月がスタートするタイミングです。
 
 そんな満月が起こる場所は魚座。「ゆるし」や「癒やし」を象徴する星座です。魚座のエネルギーは、すべてを受け入れ、それを溶解して開放し、次の新たな始まり・新たな生命へとつなげる役割を持っています。2016年ラスト3カ月に向けて、何を受け入れ、何をゆるして、癒やしていくのか。そこを見つめて、手放しを誓うのに、最適な満月となるでしょう。

■魚座満月にオススメの「手放しテーマ」

 満月の夜は自分の無意識へと光が届くとき。今回の満月は、対人関係にもエネルギーを注いでいます。人から受けた心の傷や、ゆるせない誰かに対しての問題など、自分の深いところに光を当ててみましょう。

★魚座満月の手放しテーマ★
「過去のつらい記憶で前に進むことができない」
「嫌と言えなくて人に流されてしまう」
「何かを決心してもルーズになってしまってやり遂げられない」
「被害者意識があり、自分に無力感を感じてしまう」……etc.

 これらの特徴に思い当たったら、手放しを誓ってみましょう。

 ゆるすことは、決して相手に屈することではありません。自分自身を怒りや心の痛みから自由にしてあげることです。そして、自分自身の欠点をゆるして、前向きに気持ちを切り替えることも含みます。2016年ラスト3カ月で手放したいものは何でしょうか? この満月で、自分の苦しみを開放してあげましょう。

■魚座満月の改善ワーク

 不必要なものを手放したあとは、その空いたスペースに満月のパワーを満たしていきましょう! 今回は、下記のような魚座的長所にフォーカスして改善を誓ってみてください。

★魚座満月の改善ワーク★
「状況や相手のいいところを見つける人になる」
「自分の直感やインスピレーションを信じて決断する」
「アートや音楽によって自分の心に癒やしと潤いを与えてみる」
「ありのままの自分を愛して受け入れる」……etc.

 手放し&改善ワークは、月の光を浴びながら心の深いところまで月光がしみこんでいくイメージでおこなうのがオススメです。万一の曇りや雨で月が見えなくても、満月のパワーは地上に降り注いでいます。雲の向こうにある満月に思いを馳せて、そのエネルギーを感じてみてくださいね。

 今回の満月は、9月9日に木星移動という、1年で一番大きな占星学的イベントを終えた直後でもあり、切り替わりのエネルギーに満ちています。変化を意識して根付かせることで、この機運に乗っていくことができます。心の痛みや怒りを手放して、ありのままの自分を愛せる秋を迎えていきましょう!
(永沢蜜羽)