たった一言で距離が縮まる!脳の機能を活用して好印象を与えるコツ【恋占ニュース】

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「カクテルパーティー効果」という言葉、一度くらいは耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

これは『ガヤガヤした人混みの中でも、自分の興味のある話題や自分に関する情報は、なぜかしっかり耳に入ってくる』という現象。

ヒトの脳は、外界の膨大な情報の中から自分にとって重要な要素だけを選択して、聞き取ることができるのだそうです。

カクテルパーティー効果を恋愛に応用しよう



特に聞き耳を立てているわけではなくても、カフェの隣の席で自分の仕事や趣味に関係あるキーワードが出てくると、ついハッとして聞いてしまう…なんてこと、ありますよね。

これを、意中の人との普段の会話に使うと、簡単に相手の興味を自分に向け、距離を縮めることができるんですって!

やり方は簡単で、

・ 名前を呼ぶ
・ 相手の仕事に関する話題を盛り込む
・ 相手との共通項(出身地・職業・趣味など)をアピール

などが手軽でなおかつ効果的とのこと。

簡単すぎてほんまかいなと思ってしまいますが、単純なほど人の心には届きやすいもの。
そこで、「一言で異性との距離が縮まったエピソードを教えてください」というテーマでアンケートを取り、実際にやってみて成功した人の体験談をリサーチ。数多くの回答の中から、即実践できそうなものをピックアップしました。

名前を呼ぶ



・「いまいち親しくないが、憧れがあった異性の友人を思いきってあだ名(同性間での)で呼んだら、いっぺんに仲良くなれた」(30代 男性)

・「下の名前で呼んだとき」(40代 男性)

・「メールやLINEでやり取りをしている時、最初に必ず『○○さん(僕の名前)、こんにちは』とか、名前を入れてくる人がいて、当初から親しみを感じていました。何回かやり取りをしているうちにすぐに仲良くなれました」(40代 女性)

名前って最もパーソナルな情報。それゆえ呼ばれると、どんな雑音の中でも脳は「最重要事項」として扱います。

自分の名前が会話の中に出てくると、「ん?何なに?」と完全にそちらに気持ちが集中しますし、相手のほうを向こうという気になりますもんね。

それを利用して、自分への興味を惹きつけたり、より親しみを感じさせることができそうです。

◆相手との共通項をアピール



・「カラオケ嫌いという共通項を見出した途端、仲が縮まり、付き合うことに」(40代 男性)

・「私が本を読んでたら、何を読んでいるのか聞かれ、たまたま相手も好きな作家だったことから初めての会話でかなり距離が縮まりました」(30代 女性)

・「地元が一緒ってことがわかったとき。共通の話題でお互い親近感が湧いた」(30代 男性)

その他にも、好きな野球チーム、マンガや映画など、趣味のキーワードを会話に入れ込んで成功した回答は多数ありました。

興味のある話題なら、さほど仲良しではない相手でも、「お!」「その話なら任せろ!」と聞き耳を立ててくれそうですね。

また、同じ地元のローカルな話題とか、共通の趣味がコアな感じだったりすると、「2人にしかわからない会話」が繰り広げられることに。この『2人にしか』というところで、距離感はグッと近づくはずです。

ちょっとした自己開示



・「職場で2人になったときに、何気なくお互いの身の上話をした時」(40代 女性)

・「同性でも異性でも、自分の恥ずかしい失敗談を話したりすると壁が取れる感じがします。特に、男性の部下に対してすると距離が縮まる印象です」(30代 女性)

自分のことを知ってもらえば、相手も「私はこうだ」と話しやすくなります。最初は勇気が必要かもしれませんが、重くない程度に自分のことを話していくといいのかもしれませんね。

こんな簡単な方法で相手とお近づきになれるのなら、使わない手はありません。

必要なのはたった一言の勇気。みなさんも夏に向け、「カクテルパーティー効果」を使って、恋を一歩進展させてみてはいかがでしょうか。

(文=石村佐和子)