あの人妊娠してる? 妊娠すると女性は○○を積極的に食べだすことが判明

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妊娠するとつわりで思うように食べられなかったり、逆に食欲が止まらずにどんどん食べてしまったり、普段の自分とはちがう体の変化に戸惑いますよね。おなかのなかにいる小さな命にきちんと栄養を届けるには、いったいどんなものを積極的に食べればいいのでしょう。プレママさんたちに妊娠中に積極的に食べていたもの、そのとり入れ方などを聞きました。

■妊娠初期に欠かせない葉酸

・「食事では限界があるので葉酸のヘム鉄のサプリを欠かさずとっていた」(38歳/人材派遣・人材紹介/営業職)

・「葉酸が多い、枝豆やブロッコリーなどを食べたり、貧血予防のためにプルーンを食べていました」(27歳/その他/そのた)

・「小魚のお菓子や、葉酸をサプリでとっていました」(38歳/小売店/事務系専門職)

妊娠中、特に初期に積極的な摂取が呼びかけられている葉酸。妊娠して初めて耳にしたという人も多いのではないでしょうか。しかし水溶性ビタミンである葉酸は加熱すると半分近くが流失してしまうそう。効率的に摂取したいということで、葉酸サプリメントを利用している妊婦さんも多くいました。

■貧血予防に鉄分補給

・「検診で貧血と言われたのでレバーをたくさん食べました」(24歳/その他/その他)

・「赤ちゃんのためにというか、貧血になりがちだったので、飲むプルーンヨーグルトをよく飲みました」(35歳/その他/その他)

・「あさりやほうれん草、今まで食べれなかった納豆、ひじき、貧血の診断で鉄剤を飲んでいたので、積極的にとっていた」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「レバーは嫌いなので、鉄分を取るためにほうれん草やヒジキを一生懸命食べてました。が、妊娠後期に注射されました」(39歳その他その他)

妊娠中は赤ちゃんに優先的に鉄分が運ばれるため、貧血が起こりやすくなります。検診でも貧血検査が数回あり、引っかかると鉄剤を飲むよう医師から指導されることも。「普段の食事からとっているから大丈夫」という油断は禁物。意外と足りていないこともあるので、十分に意識して摂取したいものです。

■カルシウム

・「赤ちゃんと自分のためにカルシウムを多く含む物をとりました。乳製品が苦手だったけどヨーグルトを食べるようにしました。おかげで今ではヨーグルトに抵抗なくなりました」(36歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

・「妊娠中はカルシウムを多く摂った方がいいと聞いて、ダンナが小魚系のお菓子をたくさん買ってきてくれてやたら食べてました」(33歳/その他/その他)

・「カルシウムの吸収力が一番強いとされている牛乳は欠かさず飲んだ」(34歳/医療・福祉/専門職)

カルシウムを多くとるように心がけていたという人も目立ちました。乳製品や小魚など、普段の食事からとりやすいのも理由の1つかもしれません。

■食べ過ぎないように野菜中心を心がけた

・「野菜中心の生活で、体重が増えすぎない様に気を付けた」(36歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「普段あまり食べない野菜を積極的に食べた。お菓子を控え果物に変えた」(31歳/その他/その他)

・「妊娠中はいつも体重が増えすぎる傾向があるのでなるべくヘルシーなものを心掛けていました」(32歳/その他/その他)

つわりが落ち着き、妊娠後期ともなると、気をつけたいのが体重の増加。「赤ちゃんと自分の二人分食べないと」と欲望のままに食べているとあっという間に体重オーバーになりかねません。何事も適度に、を心がけて。

■まとめ

赤ちゃんに栄養をあげるためには、まずはママがしっかり栄養管理することが大切そうです。ただあまり意識しすぎるとストレスの原因にもなり、これまた赤ちゃんにはよくありません。妊娠したら普段の食事にプラスアルファで適度に栄養補給できるよう、食生活を見直してみるといいかもしれませんね。

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年5月24日〜5月27日
調査人数:405人(22歳〜39歳の女性)
※画像はイメージです

(フォルサ/錦織寿恵)