明月堂 / 「博多通りもん」は、5個パック入り560円〜40個入り4720円までと幅広いセットを用意

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旅の帰りに頭を悩ませるのが、友達や同僚、お世話になっている人へのおみやげ。そこで“福岡のおみやげといえばコレ”という定番の5品をピックアップ。長年愛されているせんべいや和菓子から、スペシャルなチョコレートまで、世代を問わずに喜ばれる一品をご紹介!

【写真を見る】にわかせんぺい本舗 東雲堂 / 「二○加煎餅 特大・4枚入・1枚包装」(648円)。袋ごとに違うさまざまな表情にも注目

■ 明月堂 の「博多通りもん」

博多の和菓子の伝統に西洋菓子の素材を取り入れたという「博多通りもん(とおりもん)」(5個パック入り560円〜40個入り4720円)。バター風味の白あんを、ミルクの風味としっとりとした食感の皮で包むまんじゅうだ。世界食品コンテストの「モンドセレクション」の金賞を18年連続で受賞するなど、今や世界に誇る博多名菓に。明月堂の数あるお菓子の中でも不動の人気ナンバーワンを誇る。名前の由来は、博多を代表する祭り「博多どんたく」にある。どんたく衣装に身を包み、笛や太鼓を鳴らして練り歩く人たちを博多弁で「通りもん」と言う。ミルクの香りがするハイカラな“衣装”で餡を包んでいることから名付けられたというエピソードもユニーク。

■ にわかせんぺい本舗 東雲堂の「二○加煎餅」

たれ目キャラがとってもキュートな「二○加煎餅」。博多の郷土芸能として、庶民の間で親しまれている博多弁丸出しの軽妙な会話で最後にオチをつけて笑わせる笑劇「博多仁和加」のお面をモチーフにした、たれ目が印象的なユーモア溢れるせんべいは博多を代表するおみやげとして有名。ユーモラスなせんべいに、みんなが一度はお面としてつけて盛り上がってしまうこと間違えなし!様々な表情のバリエーションがあって、どれをつけてもクスッと笑えてしまう粋なつくりも人気の秘訣だ。みんなでお面にして盛り上がった後は、食べてもおいしい。九州産の上質な小麦粉を使ってサクッと仕上げられた素朴な味わいは、いつ食べても飽きることがなく、相手を選ばないのも魅力だ。個包装なのもうれしい。

■ チョコレートショップの「博多の石畳」

「チョコレートショップ」を代表する生チョコ「1942 博多の石畳」(20粒1620円)。1942年とは同店が創業した年。ショップの技術と思いが詰まったスペシャルなチョコは、その味も格別だ。最大の特徴は、水分量が高く、体温で溶けてしまう程のなめらかさ。しっかりとしたコクと甘さがあるのにベタつかず、口の中でサラッととろける感覚がクセになる。立てても倒れない、長方形のカタチも食べやすい。コーヒーのお供はもちろん、ワインなどアルコールと一緒に食してもおいしい。「1942 博多の石畳」を含むチョコレートは、本店では専用の空間「サロン・ド・ショコラ」で、最高の状態で保管される。それほどにかける思いと愛情が、チョコレートの1粒1粒に感じられる。

■ 赤い風船の「博多まろん」

一口サイズが食べやすいと好評の「博多まろん8個入り」(605円)。深みのあるマロン餡の味わいが、バターの香り豊かな フィナンシェとも良く合う。九州産の和栗を、砂糖でじっくり煮込んでマロングラッセにし、細かく砕んで餡に混ぜこんだ、つぶつぶ食感がアクセントに!贅沢なマロン餡をバターたっぷりのフィナンシェで包み込んだ贅沢なお菓子だ。栗、卵、小麦などお菓子をつくる上で欠かせない基本材料は 九州産というこだわりで、地元の食材を知り尽くした 職人達の手で仕上げられている。九州のおいしさが、ぎゅっと詰まった逸品。贈る人を想って箱や包装紙にも、博多織を代表する「博多献上」柄を採用するこだわりが光る。

■ 二鶴堂の「博多の女」

二鶴堂を語るうえで忘れてはいけないお菓子が、博多みやげの定番「博多の女(ひと)」(6個入り329円〜40個入り2160円)。1972(昭和47)年に誕生し、今年で46年目を迎えるロングセラー商品だ。ほど良い甘さの小豆羊かんを、卵の素朴な風味香るバームクーヘンで包んだ、ひと口サイズの食べやすいお菓子。柔らかなバームクーヘンと水分を含んだ羊かんが、独特のしっとり感をつくりあげる。定番の味のほかに、苺とミルクで作った「博多の女あまおう苺ミルク味」(10個入り562円、20個入り1123円)も販売。白餡ベースのミルク羊かんと、あまおう苺味のバームクーヘンが絶妙にマッチ。ピンク色の見た目もかわいらしく、女性へのおみやげにピッタリだ。(九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)