こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、33歳です。

「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」。歳下のホタテくんと別れ、結婚を視野に入れた“本気の彼活”中!これまでのお話はコチラ

デート相手は早稲田卒、31歳、職業は外資系コンサルタント

(え、カッコイイ……)

素敵な人なんだけど、どうしよう!と胸が高鳴ったのは、先日のこと。中目黒にあるやや高級な和食屋さんのカウンター席で待っていたところに現れたのが、今回デートした彼。早稲田卒で、31歳、職業は外資系コンサルタントでした。先に容姿について説明してしまうと、背が高くて手足が長くて、ぱっと見で知的な雰囲気。

誰に似てるか?といったら、俳優の平山浩行さん。カチッとしたスーツに、メガネをかけていて、“できる男感”もバッチリです。

こんな素敵な人と何で知り合ったか?というと、またもやマッチングアプリです。でも、前回紹介した(そのときの記事はコチラ)ハイスペック男子と出会えるものとは、また別のサービスです。

このアプリも、前回のアプリと性質が似ていて、先にデートの日をマッチングさせるもの。ただ、少し変わっているのが、デート先のレストランでマッチングさせるというころです。SNS経由で登録をして自分の基本情報を入力するところまでは、他のマッチングアプリと同じですが、そこに行きたいレストランを設定するのです。それが「私はここに行きたいと思ってます!」という意思表示になります。

設定できるレストランは3つ。そのレストランを見て、相手は「このお店でデートしましょう!」とデートのお店の選択とともに「いいね!」を送ってくれます(女性から男性にいいねする場合も同じ)。

それでマッチングしたのが、冒頭の彼です。私的によかったのは、前回のアプリと違って「顔写真は見られる」「デート前にメッセージのやりとりはできる」ところ。デートが先に決まって、ほど良く相手のこともわかるっていうところでいうと、私的にはこっちのアプリの方が、安心だなと思いました。

で、私は行きたいお店を「松竹梅」の3段階で設定。気軽な焼肉屋さんと、少しお高い和食屋さんと、間くらいのイタリアンを設定しておいたのですが、高い和食屋さんを指定で「いいね」がきて、デートのマッチングが成立しました。

正直、即決でしたよね。お店はいいところ、大学は早稲田、職業は外資系コンサル、顔は写真だとアップすぎてよくわからなかったんですが、清潔感があって悪くはなさそうだったので、あまり気にしませんでした。でも、実際現れたら、高身長のイケメンだったわけですから、テンション上がりますよね(笑)。

アプリで出会うと「どうだった?」から解放される

ただし、テンションが上がったのは事実ですが、私は昔からかっこいい人が苦手……。

理由は、チヤホヤされているから、こっちが王子様扱いしないといけなかったり、簡単に遊べてしまうから遊び人だったり、あと自分とは釣り合わないんじゃないかって自信なくしちゃったり……。もっと、可愛い子と出会ってるんだろうなぁ?とか、思ってしまうわけです。

でも、マッチングアプリでよかった〜と思ったのが、私と彼以外登場人物がいないということです。誰かの紹介や、合コンで出会った人違って、変なプレッシャーがないんです。「どうだった?」と聞かれることもないですし。

今回のデート、特に友達にも話していなかったので、”報告義務“がないっていうのは、彼氏探しをしている33歳からすると、だいぶありがたいことです。というわけで、苦手なイケメンさんでも、わりかしリラックス。まずは「仕事どんなことしてるの〜?」という話から始まりました。

プライド高い?付き合ったら大変?私には無理?

高身長さん、人柄は悪くありません。エリートだけど嫌味っぽいところもなく、だからといって面白おかしい感じでもないんですけど、トークが下手なわけでもありません。スマートだけれど、「お酒飲みすぎて、記憶なくした!」なんてなんてダメな一面も。「次の日、会社ズル休みしちゃったよ」と言って笑った彼が、ちょっと可愛らしかったり。

でも、やっぱり話してるうちに思ったのが「この人、プライド超高いな〜」ということ。付き合ったら大変そうだな……ということでした。理由としては、基本的に自分の話をするのが好き、私の話を聞いてくれないわけではないですが、会話の主導権を握らせてくれない感じ?

それと、女性に警戒心が強いらしく、簡単に心の中に入れてくれない様子も。聞いたら、バツイチ(子供ナシ)だったんですけど、その話に関しては多くを語らず(相手の浮気で離婚したそうですが、かなり傷ついたのこと)、でした。

そして「このアプリって、なんで使ってるの」と聞いたら、「いや、別にそんなに女に困ってるわけじゃなんだけどね」とも。う〜ん、そう言いたくなる気持ちはわからなくもないのですが、プスって軽く何かを刺された気分になりました。

和食屋さんでお酒を飲みつつ、お刺身や天ぷらなどを食べて、2時間半くらいだったでしょうか。あっという間に閉店時間に。まだ終電前まで時間があったので「2軒目、行く〜?」となるかなぁと思ったのですが、残念ながらそのお誘いはなく(涙)。

まだちょっと飲みたい気分だったのになぁと思いつつ、「断られたらショックだなぁ」と思って私からも何も言わず、彼とは解散に……。

結局、終電まで時間もあったので、散歩がてらひと駅ほど歩いて帰ることにしたんです。「あんまり、気に入ってくれなかったのかなぁ?」っと考えながら、中目黒からトボトボ歩いて恵比寿駅に。改札に向かって歩いていると、ここで、予期せぬことが起こりました。〜その2〜に続きます。

ちなみに高身長さんの趣味はひとりで、南の島に旅行に行くこと。今はひとりでできる趣味が心地いいと言っていました。