夕方の肩こりをリセットしてお顔の血色を良くするケア

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同じ姿勢でデスクワークを続けていると、夕方には肩周りが固まり、化粧ノリも悪くなってきますよね。そんな時は、オフィスで肩周りの固まった不快感をリセットしましょう。顔色も戻って仕事帰りのプライベートの時間もリフレッシュできます。

ヨガインストラクターである筆者が、仕事で固まった体リセットケアをご紹介します。

■肩こりはお顔の血色にも影響する

デスクワークをし続けていると、背中が丸まりがち。背中が丸まると、肩周りが内側へ入り、巻き肩が定着してしまいます。そうなると、胸が縮まるので呼吸も浅くなり、循環も悪くなりがち。

なんとなく顔色が優れなかったり、お化粧ノリが悪いと感じる時は、肩こりや背中周りのコリを疑ってみるといいかも?

■肩、肩甲骨を解して固まった上半身をリセット

(1)オフィスで行う場合は、椅子に座り背骨を軽く引き上げ腰を立たせます。自宅などでは正座でもOK。

(2)両手を背中側へ回して、指先が上を向くようにして合掌します。手が届かない場合は両肘をつかみましょう。

(3)両手で背中を押すようにして肩甲骨を引き寄せ、胸が左右に伸ばされるように意識しましょう。

(4)斜め上を見るようにして、鎖骨を下に引き下げます。

(5)深くゆっくりとした呼吸を心がけながら、10~20呼吸ほどキープしましょう。

(6)スッキリしない場合は、数回繰り返します。

■上体の上に頭を乗せる姿勢を意識するだけでも変わる

デスクワークの後のコリや姿勢の悪さに自覚がある方は、デスクワーク中にちょっとしたコツを覚えておくと、コリや姿勢の崩れを軽減することができます。

(1)頭から背骨を意識します。頭から背骨全体を、軽く引き上げるようにしましょう。自然と腰が伸びて、お腹の奥に力が入る位置に姿勢を整えます。

(2)頭をゆっくりと後ろに倒していきます。頭の重みを感じながら、首、肩周りの力を抜きましょう。

(3)顎を引きながらゆっくりと頭を起こし直していきます。上体の真上に頭を乗せるようにしながら、頭の重みがふっと軽くなる位置で止めます。

この姿勢でデスクワークをしていると、頭の重みを支えるために、首や肩への負担が軽減されますので、疲労度が随分と変わってきます。

姿勢を気をつけながらデスクワークをし、疲労を感じたらこまめにストレッチをしながら、帰宅時にまで疲労を持ち込まないケアをしてみてくださいね。

夕方の肩こりをリセットしてお顔の血色を良くするケアはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。