「単位展」が東京・六本木で開催 - 何気なく使っている“単位”の見方が変わる展覧会

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2015年2月20日(金)から5月31日(月)までの間、六本木の東京ミッドタウン・ガーデン内21_21 DESIGN SIGHTにて、企画展「単位展 - あれくらい それくらい どれくらい?」が開催される。

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空気や水、光、音などそのままでは捉えにくい環境やモノ。そこに共通基準「単位」を設けることで、比較や共有が可能になった。本展では、日常に溢れるあらゆる単位を取り上げ、モノが作られたプロセスやデザインに対する考え方、さらには単位が生み出された社会背景について訴えかける。

「10人でできること:『歩幅を使って横断歩道の長さを測る』」では、本展に参加したデザイナーなど展覧会企画チーム総勢10人が集い、彼らのカラダを使って横断歩道の長さを測った。日本の風土に根付いた独自の尺貫法には、歩幅に由来する「歩」という長さの単位があるという。

本展ではさまざまなプロダクトやグラフィック、映像を通して、長さや時間、容積、速さなどを表現した作品が会場に並ぶ。期間中はトークイベントや“量り売り”に焦点を当てたコンセプトショップ「Measuring shop」など、展示以外にも楽しめる企画が盛りだくさん。会場に足を運んで、普段何気なく使っている「単位」について、改めて考えてみては。

【展覧会詳細】
単位展 - あれくらい それくらい どれくらい?
開催期間:2015年2月20日(金)〜5月31日(月)
時間:11:00〜20:00 ※入場は、19:30まで。
※2015年4月25日(土)は六本木アートナイト開催に合わせ、24:00まで開館延長。
休館日:火曜日 ※5月5日(火)は開館。
会場:21_21 DESIGN SIGHT
住所:東京都港区赤坂9-7-6
TEL:03-3475-2121
入場料:一般 1,000円、大学生 800円、中高生 500円、小学生以下 無料
■参加作家
荒牧悠、大西麻貴+百田有希/o+h、大野友資、岡崎智弘+Think the Earth、岡田憲一、奥田透也、華雪、桐山製作所、熊野亘、佐野文彦+無印良品、Bryan Nash Gill、Helmut Smits、造本見本帳(太田泰友+加藤亮介)、大日本タイポ組合、野老朝雄、冨井大裕、西本良太、パーフェクトロン、深津貴之、ヨシタケシンスケ、吉行良平と仕事

<関連プログラム>
■オープニングイベント「あれくらい それくらい どれくらい?」
開催日時:2015年2月28日(土) 14:00〜16:00
■ワークショップ「モノの解体から誕生まで」
開催日時:2015年4月4日(土) 14:00〜16:00
■六本木アートナイト特別企画「みんなで測る、単位展計測ツアー」
開催日時:2015年4月25日(土) 15:00〜17:00 ※同日20:00〜22:00 夜間イベント開催予定。
■イベント「1 Meter Party」
開催日時:2015年5月5日(火) 13:00〜16:00
■トーク「1秒の世界」
開催日時:2015年5月9日(土) 14:00〜16:00