「この会社ブラックかも…」と思った上司の驚きの発言8パターン
残業続き、休日出勤続きで明らかに働きすぎの毎日…。自分の勤めている会社の労働環境に対して「おかしいんじゃないか」と疑問を持ったことがある人もいるでしょう。そんなとき、自分の身を守るためにはどうすればいいのでしょうか。今回は『スゴエル』読者へのアンケートを参考に、「『この会社ブラックかも…』と思った上司の驚きの発言」をご紹介します。



【1】「定例会議は22時から」と、当然のように定時を超えた時間を指定する
「そもそも定時で帰らせようなんて思っていない」(20代女性)など、全員に残業を強いる上司もいるようです。イレギュラーな会議ならまだしも、定例会議で毎回残業するのは論外です。「朝会議をすると効率が上がるってテレビで言ってましたよ」など、もっともな理由を言って、時間変更を提案してみてもいいかもしれません。


【2】「仕事が終わらないなら土日も来い」と、休日出勤を求める
「私は一体いつ休めばいいの!?」(30代女性)というように、本来決まっているはずの休日にも当然のように仕事をさせられるパターンです。たとえ休日出勤をしても午前中に終わらせるなど、休日の仕事は最低限にして、心と体を休める時間を確保する工夫をしましょう。


【3】「体調不良でも有給使えないから」と、簡単に仕事を休ませない
「熱が39度あったときも出社しろと言われた」(20代女性)というように、上司がなかなか病欠を認めない職場も、注意が必要かもしれません。体調がすぐれない場合は「病院で外出禁止と言われた」など、多少大げさに言ってでも自分の体を守るべきではないでしょうか。


【4】「寝袋を完備しているから泊まっても大丈夫」と、深夜残業を推奨する
「27時までに提出とか、日付を超えても気にしない。時間の感覚がおかしい」(20代女性)というように、仕事量が多すぎて帰宅する時間さえない職場もあるようです。年に一度のイベントなどであれば「今だけのこと」と割りきって頑張ることも考えられますが、その状況が恒常的に続くようなら「労働基準監督署」などに相談する必要があるかもしれません。


【5】「お前の代わりはいくらでもいる」と、部下を罵倒する
「仕事のスキルではなく、気に入らないというだけで人間として否定された」(20代女性)というように、仕事と関係のない部分で部下を追い詰める上司もいるようです。発言によってはパワハラにあたる可能性もあるので、社内の専門部署に相談することも考えたほうがいいでしょう。


【6】「定時になったらタイムカード押してね」と、残業の証拠を残させない
「上司が毎日カードをチェックしていて、少しでも遅い時間になっていると怒る」(20代女性)というように、書類上の労働時間をごまかそうとするパターンです。タイムカードが押せない場合は、実際の退社時間を毎日手帳にメモしておくなど、いざという時のために備えておくのが良さそうです。


【7】「売り切れなかったら、自腹で」と、ノルマの責任をとらされる
「ノルマがあるのは仕方ないけど、残りを買いとらされるのは納得いかない」(20代女性)というように、明らかに過剰な負担を背負わされるパターンです。あまりにもペナルティが重いと感じる場合は、退職を考えてもいいのではないでしょうか。


【8】「去年だけで15人辞めたんだよ」と、自慢げに言う
「次から次へと人が辞めていって、負担が増えているのに何もしてくれない」(20代女性)など、社員の入れ替わりが激しすぎる職場も危ないかもしれません。入社してみないと詳しい離職状況や理由までは分からないものですが、事前にできるだけ情報を仕入れて、こういった会社を回避する必要があるのではないでしょうか。


ほかにも「『この会社ブラックかも…』と思った上司の驚きの発言」に関するエピソードがあれば教えてください。みなさんのご意見をお待ちしています。(中可南子)