久しぶりに胸がしめつけられる


息子が友だちを殴った!? 「ママにあやまれ」彼がトラブルを起こした理由/整形主婦 サレ妻の逆襲(1)

「自分磨きなんて時間と金の無駄、マウントのための自己満足」…夫が浮気をするまでは、そう思っていました。

子どもが生まれてから自分にかける時間もお金もなく、周囲の人々にバカにされる日々を送っていたのは太郎ママ。夫には「ブス」と罵られバカにされ、ママ友には下に見られ「美容なんて興味ないでしょ」と嫌味を言われ…。しかし彼女はそんな状況をどうでもよく思い、全てを諦めていました。

そんな折、夫の不倫発覚やママ友トラブルに巻き込まれたのをきっかけに、彼女も自身の改革を目指すようになっていきます。

現状に諦めを抱いていた一人の主婦が変わっていくエピソードをお送りします。

※本記事はマルコ著の書籍『整形主婦 サレ妻の逆襲』から一部抜粋・編集しました。

登場人物


夫の浮気を知った太郎君ママは、専業主婦のままでは自由に使えるお金もなく、美容にお金を使ってキレイになることもできない……と、パートに出ることを決意します。

私を雇ってもらえませんか


ママ友のD君の夫が焼肉屋を経営していると聞いて雇ってもらえないかと頼み込み、見事、パートとして雇ってもらえることになりました。

二重テープが難しい…


太郎君ママはまずはできることから……と100均の安い美容アイテムを買って試してみますが、二重テープを使ってもうまくいきません。整形経験者であるD君ママからテープの跡を指摘されるのでした……。

二重整形に興味ない?


3万円!?


友達っていいな…


がんばります!


「太郎君のママ」じゃないんだ〜


他店に焼肉食べに行きます?


嬉しいな…


やる気あんのかい


2人でご飯でも行っといでよ


動揺しすぎだよ


もし…私が結婚していなくて


働き始めて一週間がたった太郎君ママ。D君ママに川上主任と食事に行くようそそのかされますが、そんな軽口にも激しく動揺してしまいます。「キレイになりたい」という気持ちの原動力は必ずしも夫とは限らないのではないか……と太郎君ママは思ってしまうのでした。心がときめく出会いがあるだけで、人は自分を変えたいと願うものかもしれません。

著=マルコ/『整形主婦 サレ妻の逆襲』