二の腕の振り袖を取る


骨盤や背骨を動かし、インナーマッスルを刺激する「身体を目覚めさせるストレッチ」/下腹やせ! 1分締めトレ(1)

頑張ってダイエットしているのに、なかなか痩せない、下腹がヘコまない…。そんな悩めるダイエッターにおすすめしたいのが、「めぐ先生」こと、人気パーソナルトレーナー・許恵(きょめぐみ)さんが教える「締めトレ」。10年以上ダイエット指導を行う中で、スルスル痩せていく人と、なかなか痩せられない人がいることに気づき、その差に着目して考案したトレーニングです。

めぐ先生によると、なかなか痩せられないのは、膣の周りの筋肉(骨盤底筋群)が緩んでいるから。逆を返せば、その筋肉を鍛えればダイエットはスムーズに進むと言います。複数の筋肉をまとめて鍛える「締めトレ」で、自分史上一番ぺたんこな下腹を目指しませんか?

※本記事は許恵著の書籍『下腹やせ! 1分締めトレ』から一部抜粋・編集しました。

■ここに効く

ここに効く


壁を使った腕立て伏せ。筋力が弱くて腕立てがきつい人でも、二の腕を鍛えられます。

■締めトレで部分やせ 二の腕の振り袖を取る

壁つき腕立て(15回✕3セット ※セット間休憩は10秒)

START

壁に向かって「前へならえ」。壁に指先がつく位置から1歩下がった場所でつま先立ちになる

壁に向かって「前へならえ」


1.体を前に倒し壁に体重を預ける

腕を壁に伸ばしたまま体を前に倒し、手を壁につきます。そのまま顔が壁につく手前まで、ひじを曲げましょう。

体を前に倒し壁に体重を預ける


膣筋の力が抜け腰が反る


2.壁を押して元の姿勢に戻る

壁を手でグッと押して、体を真っすぐに戻します。1、2を15回くり返しましょう。

壁を押して元の姿勢に戻る


POINT

・お尻にキュッと力を込め、体を真っすぐにキープ

・壁に手をつくとき、ひじを横に広げずわきを締める

■LEVEL UP

うつぶせで床を押す

うつぶせになり手を胸の横に。ひじが広がらないよう注意しながら床を押し上体を引き上げる。

うつぶせで床を押す


著=許恵/『下腹やせ! 1分締めトレ』