【難読】“だんくり”ってなに?「団栗」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「団栗」の読み方です。
“だんくり”って一体なに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「団栗」の読み方は?
「団」は、そのまま読むと“だん”、「栗」も“くり”ですよね。では、二つを合わせて“だんくり”という読み方は正しいのでしょうか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“どんぐり”と読みます。
■「団栗」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「団栗」の意味は以下のように解説されています。
どん‐ぐり【▽団×栗/×橡】
クヌギ・カシワ・コナラ・カシなどのブナ科植物の実。球形や卵形で堅く、下方を殻斗 (かくと) が包む。《季 秋》「―の寝ん寝んころりころりかな/一茶」
秋になると、落ちているのを目にしますよね。小さいころ、拾い集めたという人もいるんじゃないでしょうか。漢字で書くと、「団栗」となるんですね。
■読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「団栗」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。実は、丸い栗のような形から「団栗」とされた当て字だそうです。確かに、栗と見た目が少し似ていますよね。
漢字で書く機会はそうそうないと思いますが、公園などで団栗を見つけたら、こんな漢字だったなと思いだしてみてください。
(ななしまもえ)
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