周囲からジロジロ、ヒソヒソ…身体にコンプレックスを抱える女子高生に転機が訪れる!?

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WEBを中心にさまざまな漫画を描いている、ぱげらった(@pageratta)さん。「異世界転移」や「謎解き」など流行を取り入れたものから、独自のキャラクターや魅力的な人間まで、幅広く描く漫画はたくさんの人を虜にしている。そんなぱげらったさんがTwitterで2万超えのいいね(2023年7月11日現在)を獲得している漫画「JKのカラダの悩み」を紹介。本作について、ぱげらったさんにも話を聞いた。

【漫画】コンプレックスに悩む女子高生へかけた“前向きになれる”言葉とは!?

ストーリーは、ある女子高生がバスに乗っているシーンから始まる。乗客が皆、彼女をジロジロと見ているのだが、その理由は…彼女が“棒人間”だから。「はぁ…こんな身体ホント最悪…」と嫌気がさしているのに、「おい見ろよ、あの娘」「写真撮ってもいいかな」などと、好奇の視線に晒される状況は変わらない。

そんな様子を見かねたひとりの男性が、写真を撮ろうとした乗客に注意をしてくれた。おかげで、写真は撮られなかったのだが…。

気まずい雰囲気になったバスから降りると、注意してくれた男性も同じ場所で下車していた。「悪かったな、居心地悪くさせちまったか…?俺も昔は身体が小さくてよくイジられててよ。黙って見てられなかったんだ…」。すると、彼女は彼が自分の高校の制服を着ていることに気づく。「あなたも彩高の生徒ですか?」。実は、2人は同級生だったのだ。

「…オレはいいと思うぜ。お前のその身体。人と違うってことは逆に唯一無二で特別(スペシャル)っつうか…」。コンプレックスに思っていたことを「スペシャル」と言ってもらえ、明るい表情になった彼女。さらに、彼は「(彼女に)魅かれる」と話すが、その理由がまた意外かつ素敵で…!

本作をTwitterに投稿した際には、彼女を助け、さらに励ましてくれた彼に「精神もイケメン」「女だったら惚れている」などの称賛の声や、ほっこりする結末に「末永く幸せになれよぉ!」「控えめに言ってもドストライク」といった声が寄せられ、リプライ欄は盛り上がっていた。

そんな本作について、作者のぱげらったさんにも話を聞いた。

――本作を描いたきっかけを教えてください。

“タイトル詐欺”がやりたかったんだと思います。あと、(執筆当時)なぜか無性に棒人間を出したくなってましたね。

――本作のテーマは「コンプレックス」だと思いますが、ぱげらったさんにも、コンプレックスはありますか?

コンプレックスはなくはないですが、苦手なことはあまりやらないし、やらなければ気にならないのでそんなにはないですね。あと努力でなんとかなる系は努力しないという選択を自分でしてるので、コンプレックスというか自業自得としか思わないです。

本作のようなショートストーリー以外に連載ものもあり、読めばハマってしまう作品がそろっている、ぱげらったさんの漫画。ぜひ、ほかの作品もチェックしてみて!

画像提供:ぱげらった(@pageratta)