「とりむね肉とねぎの酢じょうゆ煮」/レシピ考案:武蔵裕子 撮影:邑口京一郎

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コスパのいい食材を組み合われば、究極の節約おかずが完成! 今回ご紹介するのは、「とりむね肉」と「きのこ」を使った人気おかずです。どちらも安く手に入るし、2つの相性もバッチリ! 家族もきっと大喜びで食べてくれるはずです。

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■とりむね肉とねぎの酢じょうゆ煮

【材料・2人分】

とりむね肉…大1枚(約300g)、長ねぎ(青い部分を含む)…1/2本、えのきたけ…大1/2袋(約100g)、サラダ油…大さじ1、だし汁…140ml、しょうゆ…大さじ1、砂糖…小さじ1、酢…大さじ1、小麦粉

【作り方】

1.長ねぎは1cm幅の斜め切りにし、えのきたけは長さを半分に切ってほぐす。とりむね肉は大きめのそぎ切りにし、小麦粉を薄くまぶす。

2.フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、とり肉を並べて焼く。カリッと焼けたら上下を返し、もう片面もカリッと焼きつける。

3.だし汁140ml、しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ1、ねぎ、えのきたけを加え、約2分煮る。仕上げに酢大さじ1を回し入れ、混ぜたらすぐに火を止める。

(1人分376kcal、塩分1.5g レシピ考案/武蔵裕子 栄養計算/スタジオ食)

「とりむね肉」×「えのき」のすぐできワンパンおかずは、ご飯が進む味。とりむね肉に粉をまぶして焼くことで、表面は香ばしく、中はしっとり仕上がります。調味料はシンプルですが、えのきを入れることでうまみがぐんとアップ! 酢は最後に加えて、酸味を残したほうがおいしいですよ。

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■とりむねときのこのクリームシチュー

「とりむね肉」×「エリンギ」で作るさらりとおいしい簡単シチュー。長ねぎも入れて、風味豊かに仕上げます。オリーブ油をひいたフライパンでとりむね肉(小麦粉をまぶす)→エリンギ・長ねぎの順に炒め、小麦粉を振り入れて粉っぽさがなくなるまで炒めたら、牛乳を入れ、塩・黒こしょうをで調味します。あとはとろみがつくまで軽く煮ればできあがり。春のシチューはルウや生クリームを使わずにさらりと仕上げるのがおすすめです。

■チキンナゲット

「とりむね肉」×「えのきたけ」を細かく刻んで揚げたチキンナゲットは、子どもも大喜び! ひき肉を使うよりも1枚肉を粗くたたいたほうが、食べごたえが増しますよ。とりむね肉とえのきたけに溶き卵・にんにく・オイスターソース・しょうゆ・ごま油・酒・小麦粉・塩・こしょうを練り混ぜて小判型に整えたら、5mm深さまで油を入れたフライパンで両面をこんがりと揚げ焼きに。トマトやレタスを添えて鮮やかに盛りつけましょう。

コスパ食材どうしを上手に組み合わせれば、お財布にもやさしくおいしい一品に。その日の気分に合わせて、いろんな調理法で楽しんでみてください。

文=齋藤久美子