【12/19〜12/25の運勢】12月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

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下半期の占いも公開しているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね♡



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今週のおひつじ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


一周まわってみずみずしく


今週のおひつじ座は、図太く、かつみずみずしくあろうとしていくような星回り。

『大根を洗へば太くなりにけり』(星野恒彦)という句のごとし。大根は冬季に入ると、寒さから身を守るために糖分が増し、辛みの代わりに甘みが出て、大根のシロにも磨きがかかっていきます。それは、人間にも同じことが言えるのかも知れません。

奮い立つような正念場や逆境にあればこそ、かえって苦しさをしのぐための笑いやユーモアが湧いて、みずみずしさも増し、人として図太くなれるというもの。

あなたもまた、そんな冬の大根のようにずしりと身を太くしていきたいところです。

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今週のおうし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


過去を汲む


今週のおうし座は、拗ねた甘えを捨てて、死ぬわけにはいかない理由を明確にしていこうとするような星回り。

20世紀アメリカ文学の巨匠ウィリアム・フォークナーが1935年に発表した小説『標識塔』は、文字通り標識塔(パイロン)を周回飛行して賞金を得る競技を渡り歩く、飛行士たちの物語。

飛行士のロジャーとパラシュート降下士のジャックが、共に1人の女性と懇意にあり、息子がどちらの子どもか分からなかったので、サイコロを振ってロジャーが父親であると決めたというエピソードが描かれています。彼らだけでなく、当時のフォークナーも、少なからず死の欲動に憑りつかれていたのでしょう。

あなたも、あらためて生への未練を燃え上がらせていくべし。

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今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


暗い穴に入る


今週のふたご座は、命のせめぎあいを実感していこうとするような星回り。

『牡蠣啜(すす)るするりと舌を嘗(な)めにくる』(坊城俊樹)という句のごとし。

これは食べものは単に食材である以前に、ひとつの「いのち」であるということをあらためて確認している句とも言えますが、そうすると「するりと」という擬音語がますますいきてくるように思います。私たちが他の生命体にしてやられることがあるとすれば、それは往々にして「するりと」、油断した隙をつかれた瞬間に起こるはず。

あなたも、どこかで不意を突かれて立場が逆転していくような瞬間を迎えていきやすいでしょう。

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今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


秘密との折り合い


今週のかに座は、内なる破れ目や断裂をこころで追っていこうとするような星回り。

宮沢賢治は「うしろに誰かがいる/くる」感覚について頻繁に書いていますが、精神病理学者の柴山雅俊は、こうした賢治特有の表現には「解離性の離人症」が関係していると述べています(『解離性障害』)。

解離とは、記憶・感情・意識などの心の動きのどこかに断裂が起きたり、人格的な破れ目ができたりすることをいうそうですが、賢治はそれを「うしろの誰か」というイメージを通して作品にし、その変化を追うことで彼自身の詩的世界も深化を遂げていったのかも知れません。

あなたも、そうした作品化や作品世界の深化の鍵となるような誰か/何かを思い定めてみるといいでしょう。

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今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


生活の必要条件


今週のしし座は、いつの間にか当たり前になっていた人生の「足し算」を崩していこうとするような星回り。

『クリスマス馬小屋ありて馬が住む』(西東三鬼)という句のごとし。掲句では、人間が住む家だけでなく馬小屋さえもないという、二重の意味で疎外された家無しの存在としての自分が強調されています。

ただ逆に言えば、それでも人はどうにか生きるものだという、どうか呆れ返ったような素直な驚きと同時に、それが自分の忘れてはならない原点なのだという思いもまた、掲句の根底には横たわっていたのではないでしょうか。

あなたもまた、いま当たり前のように生きてしまっている何気ない日常に対して、「本当にそれは必要か?」という問いを発していくくらいでちょうどいいでしょう。

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今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


都市での湯治


今週のおとめ座は、特定の役割と分かちがたく結びついてしまった自分を解除していこうとするような星回り。

パリに生まれた詩人ボードレールは、匿名の人間として群衆のなかをひとり、ぶらぶら歩きする愉しみを「群衆に沐浴(ゆあみ)する」と表現しました。

あまり意味のあることばかりしていると、移ろいやすいもの、傷つきやすいもの、滅びやすいものが眼に入らなくなるという意味で、これしかできないという殻に閉じこもってしまうのは怠慢の極みなのかも知れません。

あなたもまた、たまには街を無目的にぶらぶら歩いて、その道すがら、未知のものの感触に自分を委ねてみるといいでしょう。

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今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


ごくささやかな儀式の実践


今週のてんびん座は、秘めた思いがスーッと増幅されていくような星回り。

『十二月の運を立ち読む待ち合はせ』(西山ゆりこ)という句のごとし。例年バタバタする「十二月」ですが、約束までの待ち時間や移動中にそっと来年の占いに目を通しては、この先の展開に思いを馳せる。その瞬間はみな、どこか遠い目の表情になっているのではないでしょうか。

その胸の内にあるのは、膨らむ期待か、苦い記憶か、それとも鋭い決意か。ここでは「待ち合わせ」という行為が単に物理的な意味を越えて、過去と未来とを交錯させるある種の宗教儀礼にまで高められているように思います。

あなたもまた、そんな特別な待ち合わせにみずから臨んでみるといいでしょう。

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今週のさそり座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


謎を育む


今週のさそり座は、ありきたりの仕方ではない方法で自身を新しくしていこうとするような星回り。

ベンヤミンは1939年に書いた「セントラルパーク」という断章のなかで、既に唯一の例外をのぞいて、現代社会には本当に新しいものは何も残されていないのだと書いていました。

人間にとって死は絶対的に不可解なものであり、恐れと同時にどこかで気になって仕方のないもの。だとすると、死の疑似体験としての<新しさ>とは、すなわちこの不可解を思い出すことであり、自身の根源的な無知に立ち戻るということでもあるはず。

あなたもまた、<新しさ>を突き詰めた先で人が必ず行き着くであろう大いなる謎の前で立ち尽くし、そこで自分の存在が根底から一新されていくのを感じていきたいところです。

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今週のいて座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


喉の奥から飛び出てくるもの


今週のいて座は、こういう語感がいいやという感覚を思い出していくような星回り。

『闇夜(やみのよ)のはつ雪らしやボンの凹(くぼ)』(小林一茶)という句のごとし。

掲句には田舎調のリズムがあり、諧謔(かいぎゃく)がある。何より、こういうジーンと染み渡るような寒さ、まったき暗闇というのは、江戸のような開けた平地のものではなく、山に囲まれた土地のもの。そういう寒い闇に裸体でさらされているボンの凹、そこにひやりと雪片がさわって、思わず喉の奥から言葉が飛び出してきたわけです。

あなたもまた、自分の発する響きがどんなものになっているか、改めて確かめてみるといいでしょう。

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今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


欠如の原理


今週のやぎ座は、頭の中のアイデンティティなどよりも確かなモノがそこにあるのだと、思い当たっていくような星回り。

哲学者のミシェル・セールは、皮膚と皮膚が接触するところに<魂>が生まれるのであり、唇をかみしめ、額に手を当て、手と手を合わせ、括約筋を締めることでそれは初めて可能になるのだと捉えていました。さらに皮膚を通して<魂>をさらすゲームの中でこそ、人は自分の存在そのものに触れていくことができるのだとして、次のように述べています。


「もし君が身を救いたいと思うならば、君の皮膚を危険にさらしなさい」


あなたもまた、ゆっくりと真綿で絞めつけるように<わたし>を消していこうとする被膜をなんとか引き裂き、誰か何かに思い切って直接触れてみるべし。

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今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


老いとケジメ


今週のみずがめ座は、風を得てまどろみから醒めていくような星回り。

『いちまいの動いてみせし落葉かな』(井原三郎)という句のごとし。

幼くして片眼を失明、21歳で全盲となりながらも、絵画への情熱を捨てきれず、やがて独自の手法を編み出して作品を世に問うていった実の兄に捧げた句集に収録されたこの句は、「動いてみせし落葉」のなかに、そうした兄の諦めの悪い手つきを見ていたはずです。

あなたもまた、作者の見出した諦めの悪さをどこかで見習っていくべし。

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今週のうお座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


ウッヒャー!


今週のうお座は、不条理ギャグとしての、この世の出来事の絶妙な笑いどころを追求していこうとするような星回り。

カフカの『変身』と言えば、ごく普通の青年グレゴールがある朝起きると毒虫に変わっていたところから始まる話。じつはこの小説の本当に大事なポイントは「とにかく笑える」ところにあるように思います。

例えば、彼は自分が虫になってしまったことにはさほど驚かない一方で、寝過ごしたことにはもの凄く驚くのですが、そんな場面をカフカは「それから時計に目をやった。戸棚の上でチクタク音を立てている。『ウッヒャー!』と彼はたまげた」と書いています。そして仕事や時間に追い立てられていた主人公が、虫になった途端に時間の流れがゆっくりになっていることにも気づかされるでしょう。

あなたもまた、どれだけ自分という時間の流れを客体視しつつ、人間のちっぽけさを笑う目をどれだけ持てるかが問われていくことになりそうです。

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