スヌーピーたちに会えるホテル! 日本初、神戸にオープンする「ピーナッツホテル」全室解説【保存版】

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8月1日、神戸・北野に日本初の「ピーナッツホテル(PEANUTS HOTEL)」がオープンする。

日本で初めてオープンする「ピーナッツホテル」は、スヌーピーやその仲間たちをモチーフにした宿泊部屋、カフェ、レストラン、そしてグッズを販売するショップの複合ホテル。

コミック『ピーナッツ』のなかで、スヌーピーがドッグハウスで寛いで寝てしまう小鳥たちを見ながら、“IT'S NICE TO HAVE A HOME WHERE YOUR GUESTS FEEL COMFORTABLE. (お客さんが居心地よく思ってくれる家をもってるってのは素敵だな。)”と感じるシーンをコンセプトとした、丸々一棟まさにピーナッツづくしの世界なのだ。

PEANUTS Comic Strip © 1961 Peanuts Worldwide LLC

エントランスから、早速スヌーピーが出迎えてくれる。

エントランス
1階のレセプションロビー
「ピーナッツ」の原作者であるチャールズ M. シュルツ(Charles Monroe Schulz)がアトリエを構えた、古き良き時代の名残りを感じるアメリカ・サンタローザの街、そしてスヌーピーとピーナッツの仲間たちのホームタウンである自然溢れるカリフォルニアにも通ずる、海と山に囲まれた異国情緒の漂う街並みの神戸。

友情や恋、人生哲学など子どもから大人まで誰もが共感できる「ピーナッツ」のルーツを感じながら、時代や世代、はたまた国境を越えて様々な人々が集い、過ごせば心温まる、新しいコミュニティースポットとなりそうだ。

ホテルは1階がカフェ&グッズを販売するショップ、3階がレストラン、4階から6階が客室。これから本記事では、館内や、カフェ、レストランのおすすめメニューから、それぞれテーマの異なる全客室までをご紹介していく。ちなみに、カフェやレストラン、グッズショップは宿泊者以外も利用が可能となっている。

→「PEANUTS Cafe 神戸」へ進む

©2018 Peanuts Worldwide LLC
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1階: PEANUTS Cafe 神戸
ホテル1階カフェスペースには、中目黒で連日大人気の「PEANUTS Cafe 神戸」が、テイクアウト専用のカフェスタンドとして関西初上陸。内装は白を基調に、ウッディーなインテリアで温かみを感じる空間が広がる。宿泊予約者以外の利用も可能で、誰でもカジュアルに立ち寄れる神戸の新名所になりそうだ。



メニューには、ピーナッツの共通コンセプトである、”西海岸コンフォートフード”をテーマに、コーヒーやカフェラテといったドリンクや、ホットドックなど軽食がラインアップする。パッケージが可愛くて、食べるのがもったいないくらい。




→「PEANUTS DINER 神戸」へ進む

© 2018 Peanuts Worldwide LLC
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3階: PEANUTS DINER 神戸
ホテルの3階フロアには、レストラン「PEANUTS DINER 神戸」を併設する。ここでは、神戸の食材をベースにした西海岸的なコンフォートフード、スヌーピーが大好きなピザを始めとするピーナッツの仲間たちのユニークなエピソードをモチーフにしたメニューを味わえる。

宿泊者へのモーニングに始まり、11時からは宿泊者以外も利用可能なランチから、23時(ラストオーダー21時30分)までのディナー営業。たくさんのキャラクターをイメージした料理が一度に楽しめるランチコース(2,800円/3,800円)・ディナーコース(3,500円/4,500円)から、ピザ、パスタ、サラダ、スイーツといったアラカルトメニューがラインアップする。




ピザ、パスタ、メインと3種類から選べるコース料理は、サラダ、各種メイン、スープ、デザート、ドリンクとちょうどいいバランスでピーナッツの世界観がぎゅっと詰まったおすすめメニュー。

こちらは11時から17時にオーダーできるランチの「ピザコース」(2,800円)。「ライナスと星空のスープ」、選べるサラダ「バブエットの恋するグレインサラ」または「ブリーダのスパイスシュリンプサラダ」、アラカルトのピザメニューから一つ好きなピザを選び、デザートには、「スヌーピーのアイスボウル」と、コーヒー・紅茶のどちらかがセットになったスペシャルなコースとなっている。

11時から17時まで提供されるランチコース「ピザコース」(2,800円)
アラカルトメニューは、「スヌーピーのマルゲリータ」(1,600円)、「チャーリー・ブラウンの スペシャルパルマ 」(2,500円)といったピザ、「ピーナッツ・ギャングの ミートボールパスタ」(1,800円)などパスタ、「シェフ・ウッドストックのステーキ - トリュフとポテトのエクラゼ -」(3,000円)などメイン、「ルーシーのトマトと ブラータチーズのカプレーゼ」(1,800円)などサラダから、「フリーダのピンクピーチメルバサンデー」(980円)、「ピーナッツバターミルクセーキ」(880円)などデザート、コーヒーや紅茶、ビール、カクテルなどドリンクと、何度も訪れたくなるほど豊富なバリエーションが嬉しい。

「サリーのパープルドレスサンデー 」(880円)


→「IMAGINE」をテーマにした4階の客室フロアへ進む

© 2018 Peanuts Worldwide LLC
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4階: 客室「IMAGINE」
客室は4階から6階で全18室。各フロア、そして各部屋にはそれぞれ異なるテーマが設けられている。4階フロアのテーマは「イマジン(IMAGINE)」。自在に変身できるイマジネーションの世界観と、人生で大切なことを教えてくれるシュルツの人生哲学が込められたストーリーをピックアップした世界観の7部屋で構成される。

ROOM 41「“IIt was a dark and stormy night. ” 暗い嵐の夜だった。」
ダブル(大人1〜2名)3万8,000円

ROOM 42「“I did it! I'm the first beagle on the moon !” 月へ行く世界最初のビーグル犬! 」
ダブル(大人1〜2名)3万2,000円

ROOM 43「“Here's JOE COOL impressing the chicks by crushing the empty can with one hand...” ジョー・クールは空き缶を片手でつぶしてかわいこちゃんの気をひいてる...」
ダブル(大人1〜2名)3万4,000円

ROOM 44「“Only the gravest of emergencies could force him to turn back from his mission” もっとも重大な緊急事態以外に彼が使命を捨ててあともどりすることはありえない。」
ツイン(大人1〜2名)4万円

ROOM 45「“And They're right! ” ほんとにその通り! 」
ツイン(大人1〜2名)3万8,000円


ROOM 46「“What I need is a change” ボクには変化が必要だ」

ダブル(大人1〜2名)3万円

ROOM 47「“I need plenty of rest in case tomorrow is a great day..” 明日がすばらしい日だといけないから、うんと休息するのさ..」
ツイン(大人1〜2名)4万円
※価格には全室3階「PEANUTS DINER」での朝食を含む。

→「HAPPY」をテーマにした5階の客室フロアへ進む

© 2018 Peanuts Worldwide LLC
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5階: 客室「HAPPY」
スポーツをしたり、ダンスをしたり、旅に出たり。ピーナッツらしい楽しいエピソードが散りばめられた5階フロアのテーマは「HAPPY」。サーフィンをしたり、冒険に出たり、食事をしたり、ピーナッツの仲間たちが楽しく過ごしたストーリーを、7部屋それぞれで体感できる。

ROOM 51 「“It's a mistake to try to avoid the unpleasant things in life..”  人生で不愉快なことを避けようとするのは間違ってるよ..」

ダブル(大人1〜2名)3万8,000円

ROOM 52 「“Cowabunga! ” やったぜ! 」

ダブル(大人1〜2名)3万2,000円

ROOM 53 「“One of the great joys in life is dinner and good conversation...” 人生の最高の楽しみのひとつは晩ごはんといい会話だね...」

ダブル(大人1〜2名)3万4,000円

ROOM 54「“When you go some place nice, you should always shine your feet! ” どこかいい所へいくときには、ちゃんと足をみがかなくちゃね! 」

ツイン(大人1〜2名)4万円 

ROOM 55 「“..It musses up your hair! ” 髪がくしゃくしゃになるんだ! 」

ツイン(大人1〜2名)3万8,000円

ROOM 56「“Because he made us! ” そうさせられたから! 」

ダブル(大人1〜2名)3万円

ROOM 57 「“I'm going into town for awhile” ちょっと町へ出てくるぜ」
ツイン(大人1〜2名)4万円

※価格にら全室3階「PEANUTS DINER」での朝食を含む。

→「LOVE」をテーマにした6階の客室フロアへ進む

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6階: 客室「LOVE」
4部屋で構成される最上階、6階フロアのテーマは「LOVE」。恋愛・家族愛・友情...キャラクター一人ひとりの“好き”が込められた温かいストーリーを存分に感じられる特別な部屋が待っている。

ROOM 61「“It’s nice to have a home where your guests feel comfortable.” お客さんが居ごこちよく思ってくれるうちをもってるってのはすてきだな。」
ツイン(大人1〜2名)5万5,000円
ホテル全体のコンセプトにもなった、スヌーピーと鳥たちのコミックをイメージしたスペシャルルーム。スヌーピーをモチーフにしたモノトーンの内装と、客室唯一のテラスを設置。テラスには、世界を旅するプラントハンター西畠清順(そら植物園代表)がプロデュースした緑がリゾートのように広がっている。

ROOM 62「“I'll just stand here with my sweet babboo... ” 私はここで私のかわいいバブーちゃんと並ぶわ...」

ツイン(大人1〜2名)3万8,000円

ベットの上に、まるで映画館のようなネオンが煌めくこの部屋は、映画の順番待ちをしている時に大好きな赤毛の女の子を見つけるチャーリー・ブラウン。それを見たサリーが、ライナスと2人きりになるため「優柔不断ね、彼女のもとへ行きなさいよ」とチャーリー・ブラウンをあおって、 「これで私は“my sweet babboo”と2人きり」と嬉しそうにする...そんなコミックをワンシーンがモチーフになっている。

ROOM 63「“You're the only friend I've got snoopy..” 君はボクの唯一の友達よ、スヌーピー..」

ダブル(大人1〜2名)3万4,000円

おもちゃ箱のようなディスプレイにたちまち心奪われるこの部屋は、小さいころから過ごした家のような、どこか懐かしくて温かみを感じる。「君は唯一の友達よ、スヌーピー。いつもぼくのそばにいて、いつもどんなところでもついてきてくれる」と話しかけたものの、ロープを引いてもついてこようとしない、彼唯一の友達にクスッとするというストーリーがモチーフに。50年代のコミックに合わせて、部屋の家具も50年代頃にデザインされたミッドセンチュリースタイルで統一されている。
ROOM 64「“Happiness is a warm puppy..” 幸せはあったかい子犬..」
ツイン(大人1〜2名)4万2,000円
スヌーピーにキスされるとバイキン扱いするルーシーだが、スヌーピーを抱きしめるのは大好き。そんなコミックの中のシーンをモチーフにした室内は、壁も椅子もベッドも暖炉も全てがピンクのLOVEに溢れた部屋。ベッドのそばにはルーシーのようにいつでもハグができるよう、大きなピンクのスヌーピーも。「かわいい子犬のハグ1セント」の看板アートも見つけてみて。

エレベーターはスヌーピーの暮らす小屋がモチーフになっている
※価格には全室3階「PEANUTS DINER」での朝食を含む。

→1階のグッズショップへ進む

© 2018 Peanuts Worldwide LLC
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1階: グッズショップ



ホテルの宿泊は、「ピーナッツホテル」公式サイトにてウェブ予約制。7月20日13時より開始。

【施設概要】
PEANUTS HOTEL
オープン日:2018年8月1日
住所:兵庫県神戸市中央区山手通1-22-26
客室数:全18室
価格:3万円〜 (3階ピーナッツダイナーでの朝食含む)
宿泊予約:2018年7月20日 13:00開始
予約方法:PEANUTS HOTELサイト内でのWEB予約制
公式サイト:https://www.peanutshotel.jp
予約期間:
8月1日〜9月2日までの予約は7月20日13:00より受付開始(受付時間13:00〜22:00)
9月3日〜9月30日までの予約は8月1日より受付開始
10月1日以降の予約は後日公式サイトにて告知

※8月1日以降は3ヶ月先の日程までの予約が可能。
※「PEANUTS DINER」はオープン当初混雑が予想されるため、8月中は完全WEB予約制となる(予約はピーナッツホテルサイト内で7月20日 13:00開始)。

<1階併設>
PEANUTS Cafe 神戸
オープン日:2018年8月1日

<3階併設>
PEANUTS DINER 神戸
オープン日:2018年8月1日
© 2018 Peanuts Worldwide LLC