「私の全部を受け入れて」と思う期待女子は、幸せになれない?

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大好きな人と付き合ったのに、いつの間にか苦しさばかりが募っていく…。彼のことは大好き、だけどいつも不安や不満が絶えない。そんな女性は、彼氏ではなく自分側に問題を抱えている「期待女子」かもしれません。ここでは、付き合ってもなかなか幸せになれない「期待女子」の特徴をご紹介します。

■■自分をまるごと受け入れてと期待する

自分に自信のない女性ほど、「自分のすべてを受け入れてくれる人」を探しています。そのため、お付き合いがスタートするやいなや「彼氏なんだから受け入れてくれるはず」と必要以上に期待し、ワガママを言ったり彼氏の愛情を試したりやりたい放題。恋人とはいえ、人と人との付き合いです。彼にすべてを受け入れてほしいというのは、一方的でワガママな話。自分を押しつけているうちに、彼も疲れてあなたへの愛情が薄れてしまいます。愛されたいなら、まず自分自身を受け入れること、そして彼を愛することから始めましょう。

■■女の子扱いをしてほしいと期待する

「彼氏ならお店の予約をしてくれるはず」「誕生日にはジュエリーをプレゼントしてくれるはず」など、彼氏に対して女の子扱いを期待する女性は、それが満たされないことで「彼からの愛情が足りない」と感じてしまい、すぐに不満が募り破局してしまいやすい傾向があります。この手の女性に共通するのは、物の金額やかけてくれた時間で彼の愛情をはかるところです。彼の言動やそこにある彼の気持ちを無視して、わかりやすい「女性扱い」にときめくので、なかなか彼氏のことを大切にできません。女の子扱いをしてほしいという間違った方向での欲望は、もしかしたらワガママなのかもしれません。

■■私の寂しさを取り払ってと期待する

心の寂しさを埋めたいからと、自分を愛してくれる人を探す期待女子も、なかなか幸せになれません。自分の心の寂しさを自分で埋められないため、彼に依存してしまうからです。しかし、あなたの「寂しい」という感情に振り回される彼からすれば、負担が重くなるばかり…。しかも、このタイプの女性は彼に依存することで一時的に寂しさを忘れられても、また別の部分で寂しさや不安を感じるので、堂々巡りに。恋愛をしていたって、結婚をしたって、寂しさを感じる瞬間はあるものです。寂しさに対する耐性のない女性や、いつでも恋人に寂しさを埋めてもらおうとする女性は気をつけましょう。

■■結婚してほしいと相手に期待する

「お付き合い=結婚」というのは、ひとつの価値観です。たとえ、彼が「結婚願望がある」と言っていても、あなたとは限りません。結婚してほしいと期待してお付き合いをすると、意識せずとも彼に媚びてしまうため、素の自分が見せられずお付き合いがスムーズにいきません。そうこうするうちに、結婚してくれないことに対してイライラがどんどん募っていきます。結婚はどちらか片方ではなく、お互いが決めるものです。彼に期待するものでも、そして「してもらう」「してあげる」ものではありません。

■おわりに

彼氏に期待することで、どんどん自分の首を絞めていく「期待女子」。自分の幸せは自分で決めるものだということを忘れずに、お付き合いをしましょう。(小林リズム/ライター)

(ハウコレ編集部)