12星座【なぜか惹かれる相手】乙女座は豪快な牡羊座から目が離せない!

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 「気が合う」という言葉があるように、好きになる相手は、どこか自分との共通点があるもの。しかし、共通点がないからこそ、逆に惹きつけられてしまう……そんな相手もいるものです。占星術では、自分の星座から8番目の星座の人がそういう相手になりやすいとしています。さて、あなたに不思議なパワーを及ぼすのは、どの星座の人?

■牡羊座……凄みのある「蠍座」をリスペクト
 出会った瞬間から、暗さをたたえた強い瞳で牡羊座にインパクトを与える蠍座の人。あけっぴろげな陽性人間である牡羊座に、陰性の凄みを教えてくれる相手です。好戦的な牡羊座が挑発しても、蠍座が正面切って相手にすることはありません。ただ黙殺するのみという蠍座に、さすがの牡羊座もたじたじ。そうこうするうちに、やがて蠍座をリスペクトするまでになるのです。

■牡牛座……自由な「射手座」に憧れを抱く
 保守的なエピキュリアンである牡牛座は、今この場の快楽を心ゆくまで味わいたいタイプ。一方、射手座はここではないどこか遠くへ旅をしたいタイプです。この2つの星座は、静と動、安定と冒険、官能と精神など、ことごとく反発し合います。でも、だからこそ牡牛座は、自分にはない軽やかな精神性を体現する射手座に憧れを抱き、射手座のすることは大目に見てしまうのです。

■双子座……「山羊座」の前では背筋がピン!
 ノリとタイミングで生きている双子座は、責任を負うのが大の苦手。できるだけ関わらないようにしています。責任感のかたまりである山羊座は、そんな双子座にとって、まさに異星人。困難な状況に自らを追い込み、責任を山のように背負っている姿を見ると、カルチャーショックでめまいすら覚えるでしょう。たとえ山羊座が自分よりはるかに年下でも、尊敬で背筋が伸びる双子座なのです。

■蟹座……はみだしっ子「水瓶座」に母の愛を注ぐ
 警戒心の強い蟹座は、毛色の変わった相手をなかなか受け入れることができないタイプ。なのに、12星座きっての個性派である水瓶座のことだけは、特別扱い的に受け入れてしまうところが。これは、水瓶座のはみだしっ子ぶりに、つい心配を禁じ得ない母の心持ちになってしまうせい。水瓶座が突拍子もないことをしやないかと、ハラハラドキドキしつつ、目が離せないのです。

■獅子座……「魚座」の庇護者を買ってしまう
 人の上に立つことが三度の飯より好きな獅子座は、人に使われることに快感を覚える魚座の心理がまるで理解できません。しかも魚座は人を信じやすく、明らかにウソとわかるようなことでもコロッとだまされてしまうお人好し。獅子座はそんな魚座が「ネギをしょったカモ」に見えて仕方ありません。おもしろがってちょかいを出しているうちに、次第に情がわいてきて、相手を守りたくなるのです。

■乙女座……豪快な「牡羊座」から目が離せない
 繊細さが服を着ているような乙女座に対し、牡羊座はガサツさのかたまり。乱暴な言動で周囲に騒ぎを引き起こすのを特技としているタイプです。さぞ乙女座は牡羊座を毛嫌いしているのでは、と思われる人も多いでしょう。しかし、実際は牡羊座のあふれるパワーに乙女座が引き寄せられているのが常。それはまるで、深窓の令嬢が豪快な荒くれ者に魅了されるのと同じ心境のよう。

■天秤座……「牡牛座」の強さを見習いたい
 平和主義の天秤座。人との調和を大切にしすぎて、自分を見失ってしまうことがあるタイプです。そんな天秤座は、普段は円満なムードをたたえているのに、いざとなると頑として自説を揺るがせない牡牛座が気になって仕方がありません。どうしたらあんなに強い心を持てるのだろう。自分も牡牛座のようにしっかりしなくちゃ。そんなふうに思って、ついチラ見してしまう毎日です。

■蠍座……「双子座」に抱く、やっかみと憧れ
 「重くて暗い女」の代表選手・蠍座は、「軽くて明るいミーハー」双子座にコンプレックスを刺激されつつも、魅了されてしまいがち。それは、クラスで一番の人気者をやっかみながらも憧れるオタク女子のような複雑な心境なのかもしれません。「軽薄なヤツ」と口では言っても、おもしろおかしい双子座のトークや、調子のいい言動をつい目で追いかけては、感心してしまうのです。

■射手座……ときどき「蟹座」で安らぎをチャージ
 自由への憧れと尽きぬ冒険心が射手座の本質であり、蟹座は安心と安定を象徴する星座です。つまり、射手座が世界を旅する船なら、蟹座は港。乗り物がプラットホームを必要とするように、射手座には蟹座の安らぎがしみじみ欲しくなるときがあります。とくに精神疲労を感じたときは、蟹座のあたたかさが何よりの薬に。もちろん、港に長居は無用とばかりに、すぐ旅立ってしまうのですが。

■山羊座……精神的王者「獅子座」に感動しがち
 山羊座は高みを目指し続ける星座であり、獅子座は生まれながらに高みに立っている星座です。言ってみれば、山羊座は現状の自分に満足できないタイプであり、獅子座は自己満足できるタイプであるということ。たとえば、CEOになっても「まだまだ!」と思う山羊座に対して、獅子座は平社員でも悠々としているでしょう。精神の王者・獅子座に山羊座は太刀打ちできず、あっぱれだと思うのです。

■水瓶座……「乙女座」の小市民的個性が新鮮
 変人を自称し、奇抜なことも平然とやってのける水瓶座は、人から後ろ指をさされることがないよう、細心の注意を払う乙女座がユニークに映る傾向があります。おおらかな水瓶座から見ると、小市民的な乙女座の行動が逆に新鮮なのです。乙女座のそばにいると「そんなことまで心配しているの?」と驚きあきれることがたくさんありすぎて、思わず笑うか、抱きしめたくなってしまうのです。

■魚座……「天秤座」のバランス感覚に魅了される
 人でも物でも、関わるとなると頭からどっぷり型の魚座。境界線をうまく引くことができないため、混乱状態に陥りやすいのが悩みのタネです。そこへいくと、調整名人である天秤座は、他者との距離をとるのが上手で、中立の立場を上手に利用できるタイプ。右往左往している魚座をひょいと助けてくれることもあるでしょう。天秤座のバランス感覚には思わず魅了されてしまう、魚座なのです。

 自分にはない性質や能力を持った、8番目の星座の人。どちらかというと、あなたが魅了される側になりやすいため、力関係で言うと、あなたが弱い立場で、相手の言うことに従ってしまう傾向があるようです。
(夏川リエ)