最新トレンド!結婚式の写真は「ハッシュタグ」で集めよう

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結婚式の写真はプロカメラマンにお願いするのが当たり前と思っていませんか?

実はいま、アメリカからウエディングフォトの新たなトレンドが生まれています。それは、招待した友人にたくさん写真を撮ってもらって、ハッシュタグを使いSNSで一気に集めるというもの。

そこで今回はブライダルプランナーの筆者が、ハッシュタグを使ったウエディングフォトの詳しいやり方と、そのメリット・デメリットをお伝えします。

■結婚式での写真専用ハッシュタグ

“#”のあとにキーワードを入れるハッシュタグは投稿へのカテゴリーづけのような意味合いがあるもので、ツイッターやインスタグラムなど多くのSNSに導入されているのをご存知の方も多いかと思います。

まずは事前に新郎新婦お二人で“独自”のハッシュタグを決めましょう。

オリジナルのタグでなければ、いざ写真を集めようとタグで検索をかけたときに関係のない投稿までヒットしてしまうので、独自のものであることが大切です。

いくつかタグの候補を決めたらひととおり検索して、ほかと被っていないか確認しておいてくださいね。

オリジナルであることはもちろん、“わかりやすく間違いにくい”ことも重要です。間違ったタグで投稿されてしまうと、事前に決めたタグでの検索にかかりません。それではせっかくの写真をすべて集めきることが難しくなってしまいますから、アルファベットは大文字か小文字のどちらかに統一するなどなるべくわかりやすくしてください。

ハッシュタグを決めたらゲストに招待状で案内しておきます。結婚式当日にも受付やウェルカムスペースにおしゃれなボードで表示しておいたり、席次表に記載して置いたりしてもわかりやすいです。

挙式・披露宴で友人にたくさん写真を撮ってもらったら、決めておいたハッシュタグをつけて後日投稿・共有してもらいましょう!

■写真を友人に任せるメリット

結婚式は一生に一度だからこそ、写真はプロのカメラマンにお願いするのが一般的でした。

しかし、今ではスマートフォンの普及によってフォトが身近になり、だれでもテクニックいらずでキレイな写真が撮れるようになりました。写真の加工もアプリでラクラク本格的です。

撮るのが友人なので、より自然体な姿のフォトを残せるうえに写真の枚数も友人の数だけたくさんになります。プロカメラマンに依頼しない分、節約にもなるメリットがあります。

■写真を友人に任せるデメリット

当たり前ではありますが、プロと素人ではやはりクオリティが異なりますからプロの質を求める・ゆずれないのであれば、プロカメラマンにお願いするべきでしょう。

スマホの画質もかなりよくなっているとはいえアプリで加工すると少し悪くなりますし、こちらもそもそもプロにはかないません。

そうは言っても、おそらく友人の写真でもそこまで気にならない方が多いのではないでしょうか。

いかがでしたか? 友人に写真をたくさん撮ってもらってハッシュタグで集める。

新しいウエディングフォトのあり方としておすすめなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【筆者略歴】

※ Y.NISHIKAWA ・・・ 全米ブライダルコンサルタント協会員。ホテル・専門式場でブライダルプランナーとして勤務したのち、ブライダルライターとなり独立。結婚を意識するすべての女性の利益となる情報をつまびらかにすることがモットー。

【画像】

※ IVASHstudio / shutterstock